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    2021年03月22日 月曜日

    歯周ポケットの中をキレイにしたい

    歯周ポケットの中がキレイになれば歯周病が軽快すると考える方が多く見えます。

    歯周ポケットとは

    歯周病で元々ある歯肉溝という歯の付け根にある溝が、歯周病の炎症により病的に深くなったものです。

    歯周ポケット検査で4mm以上あれば歯周病の疑いがあります。

    しかし、1mm、2mm 程度なら正常範囲内です。

    歯周ポケットの清掃方法

    ハブラシを中に入れ込みキレイにしたいと思われるかもしれません。

    しかし、通常の歯ブラシを使って普通に磨くとせいぜい3mm程度までしかキレイになりません。

    無理に入れれば、歯肉退縮や歯肉にを傷つける心配があります。

    特殊な軟かいブラシを用いて専用の磨き方をするのは、急性炎症を起こしている時などです。

    従って、歯ブラシは歯周ポケットより上方の歯面を磨く方法と考えた方がよいでしょう。

    もし、丁寧にポケットより上方がキレイに磨かれていれば、ポケット内まで汚れが広がりにくくなります。

    歯周ポケットの処理方法

    歯周ポケットは、歯科医院での歯周基本治療により治します。

    歯周ポケットが浅くなり、プラークコントロールが改善され、ハブラシの効果が上がります。

    もし、それだけで不十分なら、歯周外科や歯周再生療法を考えます。

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    2021年03月15日 月曜日

    歯の間は歯みがきの死角

    歯の間に隙間が出来たり、歯の間の歯茎から出血するのは、

    プラークが上手に落ちてないことに原因しているかもしれません。

    歯の間のプラーク

    ハブラシを当てても歯の間のプラークはうまく落とすことが難しい部位です。

    歯みがきは、ハブラシを使っからさらに、デンタルフロスや歯間ブラシを使います。

    歯の間にはブラシが届きにくいため、プラークが残りやすく、そのために歯肉に炎症を起こしやすくなります。

    プラークを取り除く

    ただ、フロスや歯間ブラシを間に通すだけではなく、手前の歯の間のカーブに合わせてプラークを取り除く、

    向こう側の歯の間のカーブに合わせてプラークを取り臨戸いう動かし方の動作が必要になります。

    さらにプラークが絡みついている部分で次の清掃を行わないことが大事です。

    一回一回新しい部分で、あるいは清掃してから次の清掃に移ります。

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    2021年03月08日 月曜日

    矯正治療の前に歯周病治療

    歯並びを治療する前には、歯周病治療をしましょう。

    歯の移動のメカニズム

    歯が移動するメカニズムは、矯正で押した側の歯の周りの骨が溶け、押された側には骨が添窩します。

    いかにもアゴの骨の中を歯がだけが移動したように見えますが、周囲の骨以外にも、歯肉や歯根膜にも変化が起きます。

    押された歯肉は盛り上がり、歯根膜の線維はまた元に戻ろうとします。

    歯周病になると

    もし、歯周病があると、特に骨の添窩が上手くいきません。ということは、

    新しく十分な骨が添窩しないので動揺が残り歯茎がやせていきます。

    歯周病により、歯肉や歯根膜線維は治癒力が衰え、全体に歯周組織の量が失われていきます。

    健康な歯周組織を保つには、矯正治療をする前に歯周病治療を行います。

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    2021年03月01日 月曜日

    親知らず周囲の炎症

    親知らずの周囲の炎症は、「智歯周囲炎」と言います。

    歯茎に炎症を起こす理由は、

    プラークが原因に大きくかかわっています。

    1.  奥でハブラシが届きにくい。

    2. 歯の周囲に歯肉がかぶっていてプラークが中に入り込んでしまう。

    3.  歯の萌出方向が悪い(斜め、水平的に倒れている)。

    4.  相手のアゴの親知らずが歯茎に咬みこんでしまう。

    などです。

    どうすれば炎症を防げるか

    1.  プラークコントロールを徹底する。

    2. 親知らずがしっかり萌出するまで待つ。

    3. 親知らずを抜歯する。

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    2021年02月22日 月曜日

    歯根膜の可能性

    歯根膜とは、歯の根元にある組織で、歯の周りの歯槽骨との間に存在します。

    可能性の存在

    歯と骨は歯根膜線維でつながっており、噛んだ力を緩衝したり、強く噛みすぎないように調整したりする

    感覚受容器にもなっています。

    歯周病などで炎症を起こした場合、血管を介して免疫細胞の応援ができるのは、骨以外に歯根膜もその役割をします。

    また破壊された組織を修復する間葉系細胞も歯根膜には存在しています。

    もし、事故で歯が脱臼(歯槽から逸脱してぐらついたり、ひどければ脱落すること)しても、歯根膜が健全なら回復してきます。

    歯根膜の持つ可能性は多方面にわたっています。

    歯根膜を大切にする

    プラークコントロールをしっかりして、根面までプラークを付着させないことが大事です。

    歯周病になったとしても、しっかり治療してポケットを浅くすれば、根面まで汚染させる機会を減らせます。

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