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    2021年01月11日 月曜日

    歯の間のハミガキ

    歯の間のハミガキに苦労されているをよく見かけます。

    特に、歯間部に隙間ができて歯ブラシが上手く届かず、やたらと力を入れたり、磨いてもすっきりとしない、ついにはあきらめたりもします。

    歯の観察

    歯をよく観察すると、曲面で根元に行くに従って細くなっていくことが分かります。

    ハブラシを当てた時、その曲面にフィットしていれば、プラークが落とせます。

    しかし、歯の間に上手くハブラシを当てることには、いささか無理があることに気づきます。

    歯間を磨くには

    ではどうすればよいか。

    曲面にうまく当たる補助器具を使います。

    デンタルフロス、歯間ブラシなどの器具を用いて、清掃をします。

    歯茎や歯間の状態により、適切な器具を選ぶのがポイントです。

    無理に歯間部に器具を押し込むと歯茎を押し下げる原因にもなるので、歯間部で清掃の動きをコントロールできるサイズを選びます。

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    2021年01月04日 月曜日

    歯の定期健診のおすすめ

    歯の定期健診はしていますか?

    年に1度、半年毎、毎月、数年行ってない

    悪くしてからでは、治すのが大変、

    定期健診のポイント

    1. 虫歯や歯周病のチェック

    見た目では分かり辛く、レントゲンや精密検査で綿密に調べる必要があります。

    虫歯は歯と歯の間、冠の下側など発見が難しい場所でも出来てしまいます。

    歯周病は、歯磨きで出血しなくても、歯周ポケットが深くなってポケット検査時に内部から出血することがあります。

    2. 咬み合わせのチェック

    歯ぎしり、食いしばりなどで、咬合の状態ばかりでなく、気が付かない症状が出ていることがあります。

    知覚過敏だと思っていたら、歯の付け根が楔状に削れている、

    下アゴの裏側に骨が瘤のように飛び出してきたなど、咬合が関与している場合があります。

    普段の生活で上下の歯を噛みしめていることでも問題を起こしてきます。

    歯周病が進行して、早期接触いう、どこかの歯だけ最初に咬み合ってしまう状態の修正も必要になります。

    3. 普段気になることの相談

    お話をすることで問題を発見できたり、気が楽になってたりします。

    お口の中にできものがあったり、粘膜の色が変だったり、何でも相談してみましょう。

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    2020年12月29日 火曜日

    以前かぶせた歯がしみる

    以前かぶせた歯が、最近しみるようになった。

    そういえば神経が抜いてない。

    症状の分析

    冷たい空気に触れるだけでしみがひどく、耐えられなくなっている。

    よく見るとかぶせた歯の付け根の根元がみえている。

    ひょっとしたら歯ぐきがやせてきたのかもしれない。

    診断

    レントゲンでは、歯周の骨の量が減少、冠直下には齲蝕像(虫歯)が見られる。

    冷水痛が強く、打診はない。

    歯周病により冠の下方の歯根が露出して、その部に歯髄(しんけい)に至る齲蝕ができた。

    抜髄処置(神経を取り除く)が必要と考えられる。

    考察

    歯周病は気が付かないうちに進行しています。

    いくらかぶせてあっても、冠の下の根元は弱く、虫歯になるリスクが高くなります。

    定期的に健診を受けましょう。

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    2020年12月21日 月曜日

    早期接触が歯周病を悪化

    早期接触とは、咬み合わせをする際、全体がしっかり咬み合う前に、特定の部位だけ最初に当たってしまうことです。

    最初に当たるところには、常に強い力がかかるため、歯周病を悪化すると言われています。

    どのような時に早期接触になるのか

    1. 急性炎症を起こしたとき 歯周が炎症を起こして歯茎が腫れるとその圧力に押されて咬み合わせが強くなります。
    2. 病的移動 病的移動とは、歯周病が進行して歯周の支えが不十分になると、糸の切れた凧のようにフラフラ移動してしまいます。
    3. 歯並び 歯がガタガタで咬み合わせが悪い時
    4. 欠損歯を放置 歯が抜けたままにしておくと、抜けたところに向かって歯が移動します。傾いたり、飛び出たりして早期接触を起こしてきます。
    5. 片噛み 偏った噛み方をしていると通常の咬み合わせでは起こらない特殊な部位が当たることがあります。

    早期接触は治療できる

    自分自身ではなかなか気が付かないことも多いので、咬み合わせは定期健診でチェックしてもらいましょう。

    乱れがひどくならないうちに、咬合調整をしてもらいます。

    もし、程度が進めば、矯正治療などの総合的な治療も必要になります。

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    2020年12月14日 月曜日

    歯周病治療は一気に、気長に

    歯周病治療は一気に済ませた方がよいのか、気長に治療したほうが良いのでしょうか?
    歯周病原菌を減らすには一気に治療
    歯周病の初発原因は、プラーク中の歯周病原菌です。
    これの菌を減らすには、一気に叩き潰す必要があります。
    のんびり少しづつ治療すると他の部位から再感筋が移動してきて染する可能性があるため、
    お口全体の菌数を減らすには全体の治療を一気に行うのが効率的です。
    気長にメインテナンスとお手入れ
    歯周病には修復因子と言って、局所的、全身的なリスク因子があります。
    これらは、気長に、毎日毎日ハミガキを丁寧に行い、免疫力を落とさない工夫も必要です。
    メインテナンスは、症状の出にくい歯周病だからこそ大事で、気長に続けることで良好な状態を保ちましょう。

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