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    2019年12月23日 月曜日

    歯茎の腫れの原因は歯周病だけでない

    歯茎の腫れが長い間治らず、歯磨きを頑張ってやっていても一向に改善しない。
    何とかならないのか。
    まず原因究明をする
    歯茎の腫れる原因は、
    1. 歯周病
    歯周病が急性期の場合、歯茎が腫れて膿がたまり、動揺が強くなります。
    歯周ポケットが深い、根分岐部に歯周病の病変があるなどします。
    2. 根尖病変
    根管の中から先端に病状が進み、根尖病変を作ることがあります。
    歯の根の先端に炎症を起こし、それが歯ぐきを突き破って外側まで達すると歯茎が腫れてきます。
    3. 歯根破折などの外傷
    歯が破折していても、何とか噛めている場合もあります。
    そのような場合には発見が遅れます。
    破折してヒビの部分から感染がおこり、歯根全体に病変が広がっていきます。
    4. 腫瘍
    良性の場合には比較的腫れの部位が限局されますが、悪性の場合には浸潤が見られたり汚く増殖していきます。
    痛みが強くないからと言って放置せず、歯科医院に遅滞なくご相談ください。

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    2019年12月16日 月曜日

    歯石のつき方

    歯石には、歯肉縁上と歯肉縁下に付くタイプがあります。
    歯肉縁上歯石
    プラークが唾液中のカルシウム成分と結合して硬くなったものです。
    歯ブラシでは落とせないほど歯にしっかりくっつき、硬くなります。
    色は白色がかったものが多く、一見、歯がメタボになったように太った感じがします。
    付着位置は、唾液腺開口部と関係があります。
    下顎では下の前歯の裏側(舌の裏側の付け根に舌下戦、顎下腺の開口部がある)
    上顎では奥歯の外側(ほっぺたに耳下腺開口部がある)に付着しやすいです。
    歯肉縁下歯石
    ポケット内部に付着します。
    非常に硬く、深部や根分岐部にまで及ぶものは時間をかけても除去が困難なものもあります。
    色は黒褐色で、歯周病菌や血液の影響でこの色となります。
    外側からは発見しづらく、見逃された場合、歯周炎がかなり進行していることがあります。

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    2019年12月09日 月曜日

    変え時の歯ブラシ

    歯ブラシは、どれくらいの期間で交換しますか?
    毛が開いてきたら交換、一定の期間を目安にする、高いブラシを長く使うなど。
    様々な目安で交換しているようです。
    変え時は?
    通常磨き方や磨く時間などにより、ブラシの消耗は変わってきます。
    古くなったブラシは、腰がなくなり、毛先が痛んでいます。
    使い続けることにより、かえって歯茎を傷める結果になることもあります。
    通常の使用方法で、1か月くらいが交換の目安となります。
    強い磨きの力、歯磨剤多量、長時間の使用でブラシの消耗が早くなります。
    高価なブラシだからと言って長期間使い過ぎないようにしましょう。
    保管方法はケースに入れず、水が切れるようにコップなどに立てかけて乾燥状態がベストです。
    毛の根元が黒っぽく着色しているようなものも交換したほうがよいでしょう。

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    2019年12月02日 月曜日

    下がった歯ぐきは再生できるか?

    歯茎が下がってきたが、「元のように取り戻せないか」と思っている方も多いと思います。
    歯茎が下がる原因
    1. 歯周病の炎症による歯周組織の破壊
    歯周病により炎症を繰り返すうちに歯周組織を失っていきます。
    2. 不適切なブラッシング
    歯茎に無理な力を加えたり、傷つけてしまった場合、また
    サイズの大きい歯間ブラシを無理に入れると歯の間の隙間が拡大します。
    3. 歯並び
    アゴの中心から離れた歯の配置は、歯茎を押し下げます。
    4. 骨粗鬆症などの全身疾病
    アゴの骨も例外なく骨が疎になり、それに伴って歯周組織も減少します。
    5. 咬み合わせ
    早期接触、外傷性咬合に経度の炎症が加わると、著名な骨の吸収が起こります。
    再生は?
    原因によって異なります。
    歯周病による場合には、垂直性骨吸収の場合が対象です。
    慢性的に経過が長いような場合には、骨は水平性に全体が下がっいて対象外の場合が多いです。
    歯肉の移植に関しても条件があるので歯科医院にお尋ねください。

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    2019年11月25日 月曜日

    残り少ない動揺歯の処置

    自分の歯が残り少なくなり、その歯が動揺してきた場合どのような治療方法があるのでしょうか。
    もちろん歯周病や咬み合わせの調整は基本的に行う必要があります。
    治療方法
    残存歯の歯数や歯冠の崩壊程度、歯のない部分のアゴの状態、噛む力などにより
    治療方法が変わります。
    1. 動揺歯の永久固定
    隣同士歯がある場合には、2~3本を連結します。
    2. インプラントで欠損を補綴する。
    自分の歯に負担がかからず、軽度の動揺歯なら安定してきます。
    3. 軽度動揺なら義歯の工夫
    動揺歯の歯周病治療を徹底してから、
    出来るだけ咬合力、着脱時の負担のかからないような義歯の設計にする。
    4. 残根上の義歯
    歯冠の崩壊が強く、かぶせると動揺が強くてうまくいかない場合、
    天然歯を治療した上に入れ歯を作ります。
    5. 抜歯処置
    動揺が強く義歯も不安定なら、残念ながら抜歯という選択になります。
    歯を抜いてから、インプラントや義歯を作成します。

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