遊離歯肉とは、歯頚部を輪状に取り囲んでいる狭い部分のことで、遊離歯肉溝free gingival grooveという境界線で付着歯肉と隔てられています。この溝は歯肉縁から0.5~1.5mm離れた位置にあり、ほぼ歯肉縁と並行して走行しています。この溝は肉眼的に確認が難しい場合もあります。
歯頚線彎曲と一致して唇舌側にみられる遊離歯肉を辺縁歯肉と呼んでいます。
歯周病で遊離歯肉に炎症が及ぶと、発赤、腫脹、出血といった症状が見られるようになれます。
天白区コンドウ歯科