歯茎から出血する場合、その部分だけからの出血かどうかを確認する必要があります。
ブラッシングなどで歯茎から出血しやすいのなら歯周病の可能性があります。
しかし、鼻血、皮下出血、血尿があったり、怪我などで体の他の部分でも出血が止まらないようなら、血液検査をして確かめる必要があります。
歯茎の出血を起こす病気
歯周病・・・歯周炎、歯肉炎
血液の病気・・・再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、血友病、白血病など
ネフローゼ症候群
糖尿病
肝臓障害・・・肝炎、肝硬変など
薬剤の影響・・・抗血小板剤などの投与
歯周病が疑われる症状は
歯ブラシの際に歯茎から出血がある
朝起きた時に、口の中がネバネバする
口臭がある
食べ物が歯の間に挟まりやすい
歯ぐきが腫れている
歯ぐきが下がり、歯が長くなった
ぐらつく
出血する歯茎を確かめよう
プラーク(歯垢)が残っていませんか
歯の付け根の歯肉が赤くなっていませんか
歯の間の歯肉、辺縁の歯肉が腫れていませんか
歯並びが悪く、歯が重なっていませんか
もし心当たりがあれば、歯茎やその内面に炎症を起こしていることも考えられ、スケーリングなどで歯石、プラークを丁寧に落とす治療が必要です。