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2014年12月08日 月曜日
咀嚼運動と嚥下運動
咀嚼運動
口腔全体の総合作用で行われ、条件反射に基づく複雑な神経筋機構の運動です。
歯(歯根膜)、舌、頬、口唇などから中枢への情報、上下顎咬合状態、
過去に習得した習慣などに大きく影響を受けます。
咀嚼時の上下の歯の接触は、咬頭嵌合位(中心咬合位)を中心に側方位や前方位で起こり、
後方接触位(中心位)で起こることはほとんどありません。
嚥下運動
先天的に備わっている反射運動で、
1. 貯留した唾液の嚥下(空嚥下ともいい、睡眠中にも生じる)と、
2. 咀嚼の最終段階としての食べ物や水などの嚥下
に区別されています。
嚥下時には上下の歯が接触します。
従って、睡眠中でも唾液の嚥下時に上下の歯が接触します。
嚥下時の接触の多くは、咬頭嵌合位で生じるますが、
唾液の嚥下時には後方位で摂食することもあります。
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