歯肉溝あるいは歯周ポケットからの浸出液は、歯肉の血管から
体液(組織液)が漏出し、歯肉溝やポケット内に流出した液体です。

この液の量は、歯肉の血管の透過性亢進や刺激の有無に関係し、
歯肉の炎症の増悪と共に増加します。
浸出液gingival crevicular flide CGF 量の測定法
ペーパーストリップスを一定時間歯肉溝やポケットの中に入れるか、
入り口に置き、浸出液を採取して測定します。
マイクロピペット法と言って、ガラスやプラスチック製の毛細管を
ポケット内に挿入して採取する方法もあります。
1. 電気的GCF測定器(ペリオトロン)を用いて測定する。
2. 0.2%のニンヒドリンでストリップスを染色して、着色した部分の面積を測定する。
3. 顕微鏡下で、浸出液でぬれた部分の面積を測定する。