プロービングは、歯と歯肉の間にある溝が病的に深くなった歯周ポケットの深さを測ります。
では、どのようなことがわかるのでしょうか?
1. 歯周ポケットの深さを知ることで歯周病の進行度を知る。
2. 測定の際、出血が伴えば、内部に炎症を起こしていることが推察される。
3. プロービング挿入が外部から透けて見えれば、歯肉が薄いと推測できる。
 そのような場合には歯肉退縮が進行しやすい。
4. プロービングの挿入状態と深さを知り、根分岐部病変の状態を知る。
5. 先端に引っかかるものがあれば、歯石、エナメル滴などが疑われる。
通常プロービングは歯周ポケットに用いますが、インプラントや歯周外科の手術の場合にも用います。
1. 歯やインプラントとの距離、インプラント埋入する深さの測定をする。
2. 歯肉移植の際、移植片の幅や高さを測る。
3. 病変の大きさや腫れの大きさを測る。
等にも用います。