親知らずは、智歯とも呼ばれ、前から数えて8番目に当る奥歯です。
トラブルが多い歯で、歯茎の炎症もその一つです。
炎症が起こりやすい理由
1. ブラシが届きにくい。
一番奥歯でハブラシがうまく到達しない。
2. 萌出方向が悪い。
スペースがないために萌出方向が悪く、一層ブラシが届かない。
3. 虫歯を伴うことがある。
プラークが残ると虫歯になりやすく、穴が当ていると、より一層プラークが溜まる。
4. 歯茎とほっぺたの粘膜の移行部
歯茎の幅が狭く、可動部である粘膜との移行部でもあるため、炎症が波及しやすい。
5. のどに近い。
のどに近い為、歯茎の炎症はのどに移行しやすい。つばを飲み込む時も痛むことがある。