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2019年06月17日 月曜日
歯周病で根元が出てきた時の対応
歯周病が進行して根元が見えてきた際、気をつけることがあります。
歯根露出してると
根元の表面は弱く、歯冠部のエナメル質との様に硬くなく、セメント質で覆われています。
そのため、歯が長くなり歯根が露出してきたら、気をつける必要が出てきます。
1. 咬み合わせが強くなると楔状欠損となる。
強い咬み合わせが加わると応力が根元に集中して「楔状」に歯が削れてしまいます。
2, 知覚過敏を起こしやすい。
容易に象牙質が露出して歯の神経に刺激が到達しやすくなります。
3, 虫歯になりやすい。
歯冠部に比較して歯根部は、酸に弱く、容易に歯根全体に虫歯が広がります。
4, 歯磨きがしにくい。
根元に行くに従って歯が細くなり歯間部が広がり、磨く面積も多くなります。
歯間ブラシなども併用して時間を掛けて磨く必要性が出てきます。
対応
歯周病治療を徹底して行い、上記のような症状が出てきたら早目の処置をします。
定期的な健診により、歯石・プラークの除去と咬み合わせのチェックが必要です。
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