毎日丁寧な歯磨きの習慣がある方が、ほとんどだと思います。
もし、病気や怪我で歯磨きができなくなる、あるいは磨かなくくなると、一体どうなるのでしょうか。
歯を磨けない、あるいは磨かないと
1. プラークがたまってきます。
もし、食べ物が柔らかくなると益々プラークがたまり易くなります。
歯の付け根、歯間部にたまり易いのですが、噛まないと咬み合わせの面までたまってきます。
プラークだけでなく食片も残り、特に歯の間に挟まると間の歯肉を圧迫します。
2. 歯肉に炎症が起きます。
プラークは細菌の塊なので、炎症を起こしてきます。
その炎症はだんだん進行していきます。
3. 歯周に問題を起こしてきます
炎症は歯周奥深くまで進行して、歯周ポケットを形成して、内部の骨まで溶かしてきます。
歯周病はより重度になり、歯列全体に波及して、咬み合わせまで乱れてきます。
4. 局所だけに留まらなくなります。
歯肉の血管を通して、全身に細菌が回ります。
動脈硬化、糖尿病、早産、心臓弁膜症などとの関連性が指摘されています。