歯周再生療法を成功に導くためには、どのようなことが必要なのでしょうか。
どのような条件が必要でしょうか
1, 適応症を知る
どのような条件下で手術するかにより、効果が異なってきます。
適応症を誤るとかえって悪化することもあります。
例えば歯周ポケットが浅ければ再生療法でなくほかの方法で済みます。
逆にポケットが深く根尖部の骨もないような場合には歯周をきれいにした時点で歯が抜けてしまうことになります。
2. プラークコントロールがしっかりされている。
プラークが多いと歯肉の接着が悪く感染のリスクも増え、かえって歯周組織を減らすことになります。
3. 生活習慣に問題がないかをチェックする。
タバコは歯周炎にとってリスクとなり、手術による効果が得にくくなります。
規則正しい生活は免疫力維持のために大切です。
4. 口腔内の環境が整っていること。
虫歯が治されており、歯並びも清掃に困らないように治されている。
再生療法の部位に負担がかからないように、また後の管理がしっかりできるように口腔内の環境を整えてから
再生療法に臨みましょう。
5. 歯ぎしりや食いしばりなどについて
過度の咬合力は、歯周を破壊に導きます。
ナイトガードなどの対策が取りましょう。