歯周病は生活習慣病だと言われるほど密接に関係しています。
歯周病原菌は、初発原因ですが、病気の進行具合や重症化に生活習慣が大きくかかわってきます。
睡眠不足やストレスなどが体に加わると、免疫力が落ちてくるため、歯周病が活発化してきます。
喫煙習慣は、歯にヤニが付いて汚くなるだけではなく、歯ぐきの血液の流れを阻害します。
歯茎の炎症に対する防御が削がれ、血流が少なくなるため出血などの症状がかき消されてしまいます。
食生活では、軟かい食べ物を好むと口の中に汚れが停滞しやすくなり、かつ歯肉への刺激が減るため、
プラークが付着しやすくなる、歯肉の新陳代謝が減るなど歯周病を悪化させる要素が増えます。
全身疾病の中で、糖尿病、骨粗鬆症などは歯周病と密接な関係が指摘されています。
それらの疾病の管理が不十分だと、歯周病も悪化する結果になります。
生活習慣を整え、健康な生活を送ることは、歯周病予防にとっても大切です。