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歯周病治療はマイクロスコープ

マイクロスコープで歯周ポケットの中を覗く

歯周ポケットの中の歯石

歯周ポケットは、「プローブ」という目盛りのついた器具で調べます。
健康な歯の付け根の歯肉には、1mm程度の隙間があり、それを「歯肉溝」と呼びます。この溝が歯周病により病的に深くなっていったものを「歯周ポケット」と呼ぶのです。
【青矢印部】
黒っぽく見えめのは、ポケットの中に潜んでいる歯石です。歯石は凸凹していてプラークが付着して、ヌメヌメの細菌生活共同体であるバイオフィルムを形成しています。そこから歯周病の毒素を出し、遊離される歯周病菌により免疫系統が乱れます
歯周組織が破壊されていきます。特に歯周ポケットの中は、嫌気性菌(酸素がないところを好む菌)である歯周病菌が増え口臭のもとにもなります。
【赤矢印部】
ポケット内部からの出血と排膿(うみ)です。出血は、ポケット内部に炎症が広がり、進行していることを示します。

歯周ポケット内部の治療

歯周ポケット内部は、従来の治療では、手の感触により感覚的にスケーリングをしていました。それがマイクロスコーの登場により、かつての歯周病の治療とは比較にならないほどレベルアップしました。見えることの有利さ、器具の挿入・到達角度などが正確に、しかも精密治療が出ます。悪い部分に的確に当て、過度のスケーリングによる歯の摩耗も防げます。
何よりも、歯周ポケット内部の状態を正確に把握できるので、予後の診断も的確になります。

重度の歯周病治療

重度の歯周病写真

右写真は、重度の歯周病で、歯の自然脱落と、虫歯の放置、噛み合わせが破壊されて咬合が低くなっています。

【黄色矢印部】
プラーク(歯垢)が歯の付け根についています。上の歯は、周りを取り囲むように虫歯になり、歯の表面がざらざらなのでプラークが非常に多く付いています。写真からもかなり滑っている状態がわかります。バイオフィルムの状態で、表面は不溶性グルカンという膜で覆われていて、ゆすいでも溶け落ちず、ウガイ薬、薬も効かない状態です。
マイクロスコープを使ってこのバイオフィルムの除去、虫歯の治療をするのは、比較的簡単です。 

【水色矢印部】
歯の自然脱落により、アゴが凹んでいます。内部の歯槽骨といわれる歯の周りの骨が溶け切ってしまい、土手がなくなった状態です。入れ歯を入れるのも困難です。
顕微鏡を使ったマイクロオペで骨造成、歯肉移植などを行うって治す事も出来ます。

顕微鏡でスケーリングをチェック

顕微鏡でスケーリングをチェック

右写真は、クレーの部分からエアーを送って歯周を観察しています。実は、肉眼でスケーリングをした後に、マイクロスコープでチェックしてみました。

【青色矢印部】
エアーにより歯周ポケットが開いています。この状態でスケーリングが上手く出来ているかを観察します。ポケットは比較的浅く、スケーリングとしては簡単に部類ですが、しかし・・・
隣の歯に近い部分には、黒っぽい歯石が残っています。 

【赤色矢印部】
マイクロスコープでないと判定できないのですが、エアーをかけると残っている歯石の部分が白っぽく観察されます。これを丁寧に取ればスケーリングが完了します。

メリット

肉眼や拡大鏡を使っての治療に比べて精度が高まることが期待されます。

デメリット

保険適用外

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