2013年11月04日 月曜日
早期接触の診査
早期接触とは、歯が噛み合わさる時、通常の噛み合わせて当たる状態よりも先に(早期に)どこかの歯が当たってしまう事を言います。
歯周病の歯では動揺があり、咬合紙で印記しても、早期接触を見つけることが困難です。
そこで、視診、咬合触診と合わせて、早期接触歯を調べます。
咬合接触法
1. 上の歯の頬側面に人差し指(第二指)の先を軽く当てがって咬合させ、その時の歯の振動状態を感じ取ります。
2. 早期接触歯は、咬合時に他の歯よりも強く動揺(振動)するので、早期接触を見つけることが出来ます。
3. 指は左右の両隣接歯にも当てがって比較して調べます。
4. もし、上顎の咬合歯の動揺が小さい時には、下顎の歯に指を当てがって調べます。