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2018年01月29日 月曜日
歯茎の腫れ、出血を繰り返している
歯茎が腫れたり、出血を繰り返している場合には注意が必要です。
歯科医院で歯周病の検査や他の疾病の疑いがないかを調べる必要があります。
もし、歯周病なら
進行性で病状が悪化している可能性があります。
歯周病菌が増え、内部まで歯周の破壊が進む悪循環に陥っているかもしれません。
歯周ポケットが深くなるとブラシは内部まで届かず、益々清掃が不良となり、
歯周病菌が増え病状も悪化します。
炎症を繰り返すことにより、歯周組織の破壊と咬合の乱れも伴ってきます。
咬合性外傷が起これば急速に歯周の破壊が進行します。
糖尿病などの全身的な要因、喫煙も無視できません。
その他の疾病
粘膜の疾病、根尖病変の悪化、歯の破折なども精査する必要があります。 -
2018年01月22日 月曜日
歯の動揺
歯の動揺は、歯周炎の末期、歯の破折などの際見られます。
歯の保存が危うくなる場合が多々見られます。
どのような動揺が危険か
1. 横揺れだけでなく、上下動する。
根元の先の骨組織まで失われ、さらに顎の内部まで破壊が進んでいることを示唆します。
2. 急に動くようになった。
特に食事の時噛んでいたり、夜歯ぎしりしてその後急に動揺が出た場合、
歯が破折していることも考えられます。早急な受診が必要です。
3. 歯茎が腫れていて動揺も出てきた。
歯周組織に炎症が強いと、歯が動揺してきます。放置するとさらに炎症が悪化します。
放置すると大変です。
適切な診断が必要です
動揺している原因はなにか、治療はどのようにするのかを
診断して対処することが必要です。 -
2018年01月15日 月曜日
重度歯周炎はブラッシングが大変
重度の歯周炎では、歯磨きが大変ですが、さらに済むと歯を失うことになってしまいます。
是非、歯科医師や歯科衛生士などから指導を受けて歯を長持ちさせたいものです。
歯磨きが大変な理由
1. 歯茎が痩せているため、
磨く面積が多くなり、歯磨きに時間がかかります。
2. 重度の歯周炎では、歯肉のラインが一定ではないため、
歯磨きの時にブラシが上手く当たらず、磨くのが大変です。
丁寧に磨いているつもりでも、より深い位置にある歯肉には歯ブラシが届かず、
もし深く入れようとすると、浅い歯肉の部分に傷が付きやすくなります。
3. 歯の間に隙間ができているため、
歯間ブラシやフロスなどを駆使する必要があります。
4. 動揺歯はフラッシングの力が伝わりにくく、なかなか綺麗になりません。
5. 歯肉が腫れている場合、痛くて磨けません。 -
2018年01月08日 月曜日
そこだけ深い歯周ポケット
歯周ポケットの深さは、歯周病の程度を知る指標となります。
プローブと呼ばれるポケット測定用のメモリのついた針があります。
プローブが歯肉の奥まで挿入された場合、歯周組織の破壊が深部にまで及んでいることが示唆されます。
ある特定の部位だけポケットが深い場合、
1. その部だけ部位特異的な歯周組織の破壊が進んでいる。
2. 早期接触、歯列不正による咬合干渉、歯軋りなどの強い咬合力などの影響がある。
3. 歯が破折している。
4. 小帯異常がある。
などが考えられます。
歯の動揺が進み、歯茎の腫れや排膿などが続くと、その歯の保存が難しくなります。
早期の治療が必要となります。 -
2018年01月01日 月曜日
歯周病が重度になる前に対策する
歯周病は、気が付かないうちに進行していくため、症状をはっきりと自覚して
そろそろ治そうと決心した時には、すでに手の施しようがないところまで進んでいることも多いのです。
出来れば初期のうちに治療を開始しておけば、予後も長期安定しやすいのです。
見逃してはいけない症状
1. 歯磨のとき出血が混じる
2. 歯茎の間に物が詰まる
3. 歯茎が下がって少し歯が長くなった
4. 冷たい水がしみる
5. 歯石がたまっている
など、見過ごしてしまいそうな症状でも、歯科で相談しましょう。
定期健診をして、歯石取り、歯磨き方法をマスター、ブラシを新しくするだけで
改善することも多いのです。
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