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    2018年03月26日 月曜日

    歯周病はどうなると危ない?

    歯周病は気が付かないうちに進行していく疾病です。
    では、どうなると危ない症状かというと
    1. グラつきが強くなった
    歯の横揺れだけではなく、上下動するようになると根の先端の骨まで侵されていることが示唆されます。
    2. 歯茎が腫れている
    歯茎の腫れる→潰れて膿が出る、これを繰り返すと進行して修復が困難である可能性があります。
    奥歯の根分岐部に病変が出来ると繰り返し歯茎が腫れることが多くなります。
    3. 歯茎が痩せる
    歯の周囲の歯周組織である歯槽骨、歯根膜、歯茎が侵され、その量が減っています。
    根元が半分以上露出するとかなり重症です。
    4. 硬いものが噛めない。
    歯の歯周組織の負担能力が低下しています。
    急性炎症を起こしたときにも、噛み辛いという症状になります。
    5. 歯並びが乱れてきた。
    以前はなかった空隙ができたり、が飛び出たりする。それは、歯周組織の量減少と歯根膜の破壊で歯をその位置に保てないという
    状態に陥ります。奥歯は倒れたり沈み込んで全体の咬み合わせが低くなり、前歯はそれに伴い前突しやすい状態になります。

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    2018年03月19日 月曜日

    歯周再生治療の適応と限界

    歯周再生治療は、失われた歯周組織を取り戻すための方法です。
    歯周病ならすべて使えるかというと、効果的なケースとそうではないケースがあります。
    適応症とその限界を理解することが必要になります。
    歯周再生治療法の適応
    1. 垂直的な骨吸収部位に有効です。
    歯周病で骨を失うパターンには、水平性、垂直性の骨吸収の2つがあります。
    全体に骨が下がりるものを水平性、どこか一部に深い骨の吸収ができるものを垂直性と言います。
    その深い部位に骨の再生の可能性があります。
    2. 歯周ポケットの深さが4mm以上、骨欠損の深さが3mm以上のケース
    ポケットが浅い場合にはスケーリング ルートプレーニングなどの方法で治療します。
    3. プラークコントロールが出来ていること
    歯周病の初発因子であるプラーク中の歯周病原菌をできるだけ少なくすることが大切です。
    もしプラークが多い場合には、歯周外科で行った傷の修復が上手くいかないばかりか、
    歯周病が進行しでいきます。
    4. 全身的なことが影響する
    糖尿病や高血圧のコントロールが上手くいっていないと、外科処置の適応になりません。
    喫煙も悪影響を及ぼします。
    歯周再生治療の限界
    前述のように骨のレベルが水平的に下がっている場合には効果が期待できません。
    咬合の安定が達成できないケース(歯ぎしり、食いしばり、不正咬合など)も効果の期待はできません。
    「垂直的な骨の欠損部を歯周再生治療で満たすこと」が、現在の限界と考えます。

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    2018年03月13日 火曜日

    かぶせ物の下が黒く見える

    「以前かぶせた間の下が黒く見える。」何とかしたい。
    どうして黒く見えるのでしょう?
    1. 歯周病
    歯周病が進み、歯茎が痩せて根元が見えてきた。
    根元は歯の表面のエナメル質よりも色が濃くなり、神経がない場合には、さらに黒くなる傾向があります。
    2. 歯の位置
    歯の位置が表にあると、骨の中心から外れるために歯周の組織が少ないため、
    わずかなきっかけで歯茎が痩せてしまいます。
    3. 歯磨きの仕方
    歯茎を強く磨いていると歯茎が痩せやすくなります。
    4. かぶせ物
    中の金属が腐食して、金属イオンが歯肉に移行することがあります。
    また、歯茎が痩せると、辺縁の金属が覗いて見えることがあります。
    5. 元々歯茎が薄い
    日本人は、歯茎の厚みが薄く、内部の歯槽骨も薄い場合が多く、
    歯肉退縮の原因になります。
    治療
    1. 歯周病治療
    2. かぶせ治しをする。
    3. 歯肉移植をする。
    4. 矯正治療補する。
    などが考えられます。

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    2018年03月05日 月曜日

    歯間ブラシの使い方

    歯間ブラシで歯の間を清掃する時、間違った使い方をすると歯茎や歯を傷めてしまいます。
    歯間ブラシを正しく使うには
    1. 歯の間に合った適切なサイズを選ぶ
    間に入るからといって、大きい目のサイズを使うと歯の間が広がり隙間が大きくなってしまいます。
    2. 挿入の仕方に注意
    何気なく間に入れると汚れが取れないばかりか歯肉を傷つけてしまうこともあります。
    挿入角度を気をつけ、両隣接歯のプラークを確実に取り除きます。
    3. 汚れたの付いたまま次の部位に挿入しない
    次の部位に汚れを移動してしまいます。一回ずつブラシを綺麗にします。
    4. 保管方法に気を配ります
    使用後は歯間ブラシをきれいにして、乾燥させて保管します。
    出来ればキャップをするのではなく、風通しの良いところに置きます。
    5. 古くなったブラシはいつまでも使わない
    毛が劣化して歯や歯茎を傷つけてしまいます。
    確実に使うためには
    歯科衛生士から指導を受けましょう。
    その方のお口の状況に応じて、またその部位ごとに使い方を教えてもらえば、
    効率的な清掃ができ歯周病予防につながります。

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