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    2020年06月29日 月曜日

    奥歯で噛めない

    奥歯で噛めない理由は、いくつかあります。
    とりわけ、じわりじわりと噛めなくなることが多いのが、歯周病です。
    歯周病のため噛めなくなる理由
    1. 急性症状が出たとき
    歯周病の急性発作と言われる炎症が起きた時です。
    慢性に推移することが多い歯周病ですが、急に免疫力が落ちる、プラークの量が多いなどの時
    歯周組織に急性炎症を起こし、歯肉の腫れ、痛み、動揺を起こしてきます。
    2. 歯周病が末期状態のとき
    歯の周りの歯周組織の量が減少し、歯を支えている骨が無くなってきます。
    噛み応えのあるものは噛めなくなります。
    3. 根分岐部病変が進んできたとき
    複数根ある奥歯の根の間に病変がある時です。
    ブラシが届きにくいばかりか、治療器具のスケーラーも到達させるのが困難です。
    周期的に炎症を繰り返し、気が付くとだんだん噛みづらくなっています。

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    2020年06月22日 月曜日

    注意が必要! ポケット内出血

    歯周ポケット検査でプローブというメモリのついた器具で深さを測定した後、
    ポケット内から出血が認められたら要注意です。
    内部に歯周炎の炎症があると示唆されるためです。
    ポケット内からの出血
    深さの測定後にポケットから出血することをBOPと呼びます。
    歯肉の外側に炎症があればブラッシング時にも出血があるので分かりやすいのですが、
    ポケット内部に隠れた炎症がある場合には気が付かないことが多いです。
    歯周炎の進行が分かりずらいのも、症状として自覚がしにくいためです。
    治療方法
    プラークコントロールと歯周病の基本治療から行います。
    原因除去しても歯周組織の喪失が進んでいる場合にはなかなか状態が改善しません。
    プラークがたまりやすい環境の改善、歯周炎を悪化するような噛み合わせの不具合の治療、
    免疫力を落とすような生活習慣の改善、持病の治療なども必要になります。

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    2020年06月15日 月曜日

    奥歯の動揺

    奥歯に動揺を感じたら要注意です。
    動揺を感じる状態
    奥歯は複数の根を持つことが多く、下の大臼歯と言われる歯は2~3根あるいは4根あります。
    上の大臼歯では、3根が多く見られます。
    これらの歯に動揺が見られる場合、歯周病等で周囲の骨がたくさん溶かされていることが多く、
    根元の先まで骨が無くなっていることもあります。
    1つの根の周りに骨があれば動揺を感じなく、すべての根の周りがかなりの割合で骨を喪失している時
    ちょっと具合悪いなと感じるケースが多いのです。
    早期発見、早期対策が必要
    動揺に気が付いてからだと、手遅れになることが多いため、
    定期的に歯科医院でチェックを受け、早期の対策を講じることが大切です。

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    2020年06月08日 月曜日

    歯の根元にご用心

    歯の根元は弱いため、トラブルを起こしやすいのです。
    歯冠部の外装はエナメル質という硬い層で覆われていますが、根元は薄いセメント質です。
    歯周病で根元が見えてきたら要注意です。
    歯の根元のトラブル
    1, 虫歯
    根元は虫歯による酸に弱く、すぐに歯髄(神経)に達します。
    しかも歯根全体が侵されることが多く見受けられます。
    2. 知覚過敏
    象牙質が露出しやすく、刺激は神経に伝わりやすい。
    3. 審美障害
    前歯で歯根が見えてくると、みっともない。
    4. 物が詰まる
    歯根に行くにしたがって歯は細くなるため、ものが詰まりやすくなる。
    5. 破折のリスクが高まる
    虫歯や楔状欠損で歯根が細まるため、破折するリスクが高くなります。
    上記のリスクを避けるには、歯周病、虫歯予防が大切です。

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    2020年06月01日 月曜日

    噛み辛く、何となく不安

    食事の時、咬みずらいため、硬い食べ物や噛み応えのあるものを避けていませんか。
    噛むのが不安な状態だが、気にするほどでもないと放置してしまっている。
    一度、歯科医院でしっかり検査してもらいましょう。
    どのような検査をする?
    歯周病は、自覚症状がなかなかでなく、気が付いた時には進行していることが多い疾病です。
    歯科医院での歯周病の検査は、レントゲン撮影、歯周ポケット検査、プラークチェック、
    動揺度検査、口腔内写真、咬み合わせチェック、模型診査などがあります。
    歯周病は、生活習慣病と言われ、食生活、喫煙、ストレス、睡眠時間なども影響します。
    全身的には免疫力を落とすようなことは避けます。
    糖尿病、骨粗鬆症なども深くかかわります。
    それらを詳しく調べていきます。
    さらに歯周病以外に虫歯、歯根破折などが、咬めない原因のこともあります。

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