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2019年02月25日 月曜日
歯がグラついている
「歯がグラついている。」これって歯周病?
もしかして、それ以外に理由がある?
グラつく理由
1. 歯周病
歯周病で歯の周りの歯周組織が失われ、支えとなる歯槽骨が少なくなると歯が動揺してきます。
特に、急性炎症を伴い、歯茎が腫れていると、動揺度が増します。
2. かぶせ物が外れている。
かぶせてあるものが外れかけていると、歯が動き、あるタイミングでかぶせ物が脱落します。
3. 歯根破折
突然歯が動き出す場合があり、噛んだ直後に動くようになれば、歯根破折の可能性があります。
時には、ガリッ、ボリッといった音とともに動揺が始まります。
治ることはなく、だんだんひどくなります。
動く理由は様々あるので、歯科医院でよく見てもらい、適切な処置を受けましょう。 -
2019年02月18日 月曜日
歯周病による口臭
口臭は自分ではなかなか気が付きません。
人から指摘され慌ててどうしようかと考える場合が多いのです。
口臭を発する部位
歯周病菌により口臭を発するのは、まず歯周ポケットの中からです。
歯周病菌は、嫌気性菌といって空気を嫌う菌が多いからです。
深い歯周ポケットの仲間では空気が行き渡りにくく歯周病菌の巣となります。
歯間隣接面や歯頸部なども注意する必要があります。
しかし、ブラッシングだけでは奥まで届かない為、歯科医院で歯周病治療もする必要があります。
他の口臭の原因
1. 舌苔が原因する。
2. 鼻疾患、のどの疾患、胃腸の疾患なども原因します。
3. 食物により口臭を発するものもあります。
4. 生理的口臭といって朝起きたときなどは、誰でも口臭がします。
口の中が乾燥すると、唾液で洗い流されることが少ないため、口臭が強くなります。 -
2019年02月11日 月曜日
歯の間はどの様にして綺麗にすればいい?
皆さんは、歯の間はどの様に綺麗にしていますか?
歯間ブラシ、デンタルフロス、歯ブラシだけ等、如何ですか?
歯間部には、食べかす、プラークなどが残り易く、
しかもそれらを取り除くのは大変です。
歯間部の清掃方法
歯の間は、人により、部分的な条件により異なります。
また、間違った清掃道具の使用法により、歯間部を傷め、より清掃を困難にしている事もあるので注意が必要です。
1. ほとんど隙間がない
歯周病がない、あるいは非常に軽度な歯周病の場合で歯の間は歯肉で満たされている場合、
食べかすが詰まることはほとんどなく、歯間のプラークを取り除けば済む場合には、
デンタルフロスをお勧めします。
ノコギリのように往復運動をして歯間部に挿入し、両サイドの歯間部綺麗にします。
2. 軽度の隙間の場合
デンタルフロス、あるいは歯間ブラシをお勧めします。
歯間ブラシは大きいサイズが入るからといって無理に押し込まないようにしましょう。
歯の間の隙間が、より大きくなりることがあります。
3. 歯間部が大きい場合
歯間ブラシ、あるいはワンタフトブラシを使用します。
いずれも、歯科衛生士に正しい使用方法を教えてもらうと良いでしょう。
また、歯周病がある場合には合わせて治療をお勧めします。 -
2019年02月04日 月曜日
歯周病による歯肉からの出血
歯周病によって歯肉からの出血が見られ、
ハミガキの時に血が出てくることがあります。
よく見ると
出血しているところがどこからなのか見たことはありますか?
1. 歯と歯の間の歯肉の尖っている間(歯間乳頭部歯肉)
2. 歯と歯の間の中の方(隣接面歯肉)
3. 歯の付け根(辺縁歯肉)
上記のどこから出血しているかを確認します。また、
歯がデコボコした部分(叢生部)でへこんでいるところは、
ブラシが当りにくく、炎症を起こしやすいので歯茎が赤くなり出血もしやすい場合が多く見受けられます。
ブラシの当て方
出血していたら、「見なかったことにしよう。」「怖いから磨かなくなった。」ではなく、
丁寧に時間を掛けて磨くことにより、出血が改善に向かっていきます。
歯科衛生士に磨き方を習い、歯肉下らの出血を治しましょう。
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