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2018年07月30日 月曜日
硬い歯茎の腫れ
歯茎が腫れているが触ると硬くしっかりしている。
そのような方は見えませんか?
実は骨の隆起している場合があります。
下の脇から奥歯にかけての裏側が好発部位です。
下の奥歯の表側、上の奥歯の表側などでも見られます。
幾重にも重なったコブ状のこともあります。
原因
食いしばりや歯軋りなど強い咬合に対する骨の抵抗形態であると言われます。
確定するには診断が必要になるので、歯科医院で検査を受けましょう。
症状
食べ物が当たって擦れたり、ブラシで磨くときに傷をつけてしまうこともあります。
奥歯の裏側や表側にみられることが多いです。
治療
もし、強い咬み合わせず原因するなら、負担のかからないようにする必要があります。
ナイトガードを作成します。
外科的な切除や骨の削合などをする。(再発の可能性もある。) -
2018年07月23日 月曜日
下の奥歯の歯周病
下アゴの奥歯の歯周病には特徴があります。
特徴
1. 根分岐部に病変を持つことがあります。
根の分岐形態にもよりますが、根の間の骨がなくなり病変が出来ると予後が悪いと言われています。
2. 付着歯肉の量が少ない。
ポケットが深くなり、頬粘膜につながると感染を起こしやすくなり炎症が深部に波及してしまいます。
3. 咬み合わせの影響を受けやすい。
強い咬み合わせの力が加わりすく、歯頚部楔状欠損や下顎隆起などの症状が出ます。
咬合干渉なとが出やすく、歯周病などのわずかな炎症でも歯周病の症状が強く出ることがあります。
4. 一方の根を残せることもあります。
骨吸収の状態によっては、片方の根を保存で切る場合があります。
以上のことから、多角的な歯周病治療を進めていく必要があります。 -
2018年07月17日 火曜日
歯肉マッサージは必ず必要?
歯肉マッサージは歯茎のためになるとは限りません。
ブラシなどで誤った方法をすれば、かえって歯茎が下がり、傷めていることもあります。
ダメな歯肉マッサージとは
1. ブラシで歯茎をグイグイこする
強い力は、歯茎の痩せる原因で、歯茎を傷つけます。
2. 歯茎を押す
これも同じです。
3. 歯茎の隙間や歯周ポケットの中にブラシを入れて動かす。
極めて難しい方法で、押し入れると歯茎が下がります。
バス法、爪楊枝法は一つ間違うと歯茎のためになりません。
4. 塩をつけて歯茎を指でこする。
塩で歯茎がすり減り、表面がめくれ歯のいます。
擦る動作は、弱い歯肉をダメにする場合が多くみられます。
では、どうすればよいか?
ブラシは歯に当てて磨きす。
歯茎が腫れたり、出血する場合には、歯科医院で適切な処置を受けましょう。 -
2018年07月09日 月曜日
歯茎が下がったら歯肉移植?
歯茎が下がって歯の根元が見えてきました。
さて、「歯茎の移植」という方法があるのですが、
どのような場合が適応症か
1. 歯茎のレベルを揃えることによって審美性を回復する。
2. 知覚過敏を抑制する。
3. 歯ブラシが当たりやすいように歯肉のレベルを揃える。
4. 虫歯のなり易い根面を覆う。
歯肉退縮の誘因は
1.歯周病による歯周組織の量の減少
2. 元々歯茎が薄い。
3. 不適切なブラッシング
4. 歯の位置異常
効果の出ないケース
1. 全体に歯肉が下がり歯間乳頭が失われている。
2. 歯肉粘膜移行部まで歯肉が退縮している。
3. 根面が凸状に突出しているケース。
4. 歯肉に炎症が残っている場合。
5. 歯肉の治癒に支障が生じるような全身疾病がある。
などです。 -
2018年07月02日 月曜日
常に歯茎が腫れている
歯茎がいつも腫れているので、あまり気にしないようにしている・・・
これって、大丈夫?
放置してしまったら
慢性的に炎症が起こっている場合、自覚症状が軽度か、あまり感じないこともあります。
しかし、いつも歯茎が腫れているということは、
歯茎の組織を失うことにつながります。
つまり、歯の周囲の歯肉、歯根膜、歯槽骨などが炎症に侵されてその量を徐々に失っていきます。
気が付けば、歯がグラつく、歯茎が見えて歯が長くなるなどの症状が出てきます。
何故腫れているかを突き止める。
原因は、歯周病、根元の病変、歯根が破折しているなどが考えられます。
歯科医院で精査して、治療をしましょう。
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