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2019年03月25日 月曜日
下の前歯の裏がざらつく
下の前歯の裏側は、歯石が付きやすい部位です。
その理由
唾液線の開口部が舌の下側にあるため、歯石の作られる成分で満たされています。
そのため、歯肉縁上歯石という歯石が、歯冠部の裏側に付着しやすくなります。
舌で触るとざらざらしています。
さらにざらつく理由
歯周病が進むと歯茎が出てきます。
歯の表側だけでなく、裏側の歯茎も痩せます。
すると歯根部の移行部が口腔内に露出する状態になります。
歯を覆う丈夫なエナメル質から、歯根を覆うセメント質への移行部でもあります。
従って歯の付け根は、弱い部分とも言えますので、ざらつきが出やすくなります。
どうすれば
歯石を歯科医院で取ってもらい、研磨をしてツルツルにしてもらいましょう。
さらにブラッシングがうまく出来ているのかをチェックしてもらうと良いでしょう。 -
2019年03月18日 月曜日
親知らず周りの歯茎炎症
親知らずは、智歯とも呼ばれ、前から数えて8番目に当る奥歯です。
トラブルが多い歯で、歯茎の炎症もその一つです。
炎症が起こりやすい理由
1. ブラシが届きにくい。
一番奥歯でハブラシがうまく到達しない。
2. 萌出方向が悪い。
スペースがないために萌出方向が悪く、一層ブラシが届かない。
3. 虫歯を伴うことがある。
プラークが残ると虫歯になりやすく、穴が当ていると、より一層プラークが溜まる。
4. 歯茎とほっぺたの粘膜の移行部
歯茎の幅が狭く、可動部である粘膜との移行部でもあるため、炎症が波及しやすい。
5. のどに近い。
のどに近い為、歯茎の炎症はのどに移行しやすい。つばを飲み込む時も痛むことがある。 -
2019年03月11日 月曜日
以前に かぶせた根元が・・・
以前に かぶせて治療した冠の根元が出てきている といった経験はありませんか?
当時は根元が見えず、冠は歯肉に密着していたはずだったのですが・・
どうして根元が見える?
歯肉を含んだ歯周組織の量が減少した為です。
原因は?
1. 歯周病で周囲の歯肉、歯槽骨などの量が減少し、その結果根元が出てきた。
2. 歯磨きのやり方が悪く、歯肉を押し下げてしまった。
対策は?
その原因に応じた対策が必要でする。
1. 歯周病治療をする。
2. かぶせなおしをする。
3. 正しい歯磨きのやり方を習得する。 -
2019年03月04日 月曜日
歯磨き上手
歯磨きは、毎日行っていても本当に綺麗になったと自信を持っている人は、意外と少ないと聞きました。
では、磨けているとはどのような状態で、どうすれば上手になるのでしょう。
歯磨き上手へのステップ
1. 自分自身の歯をしっかりチェック
鏡などを用いて自分自身の歯と、歯茎の状態を観察するところから始まります。
2. プラークはどのようなもので、どこに残っているかを調べます。
プラーク中の虫歯菌、歯周病原菌により問題を起こすので、しっかり調べる必要があります。
歯の間、歯の付け根、かみ合わ
せの面など、一本一本丁寧に調べて観察します。
3. ブラシで残っているプラークが掻き出せるかを見ます。
実際にブラシを歯に当てがい、プラークが取り除けられるを試してみます。
4. ブラシ以外の清掃具でも工夫してみます。
ブラシの当て方、動かし方を工夫してみます。それでも難しければ、
デンタルフロス、歯間ブラシなども試してみます。
5. 歯科医院で見てもらう。
自分ではどうしても見えない歯の裏側、奥の方は心配ですね。
歯科医院では、歯科衛生士さんがブラッシングの仕方を丁寧に教えてくれます。
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