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    2022年11月28日 月曜日

    痛くはないのに歯が動く

    痛くはないのだが、歯が動くようになった。
    以前に歯の治療がしてあり、かぶせてある。

    考えられるケース
    1. 歯周病が進んだ
    歯周病が進み、歯の周りの骨が溶けて動揺が大きくなってきた。
    2.歯の破折
    歯の付け根のあたりで不完全な破折をしているが、以前の治療で神経がとってあり痛みは出てこないケースです。
    3.かぶせ物が取れかけている
    歯はしっかりしているのだが、かぶせ物あるいはその土台に問題があり取れかかっているために歯が動くようになる。

    上記以外にも歯が動く可能性があるケースもあります。
    一度歯科医院で診察を受けてください。

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    2022年11月21日 月曜日

    歯の間に隙間が出来た

    歯の間に隙間が出来て目立ってきた。
    以前には隙間がなく、最近になってできてきた。

    隙間の出来た理由
    歯の間に隙間ができる原因を考えてみましょう。
    1. 歯周病
    歯周病が進行して炎症により歯周の量が減り、周りの骨も溶けてくると隙間が出来てくることがあります。
    「病的移動」と言って、咬み合わせの力、口唇やほっぺたや舌の力などで、歯が移動してしまいます。
    上の前歯は、外側に移動して歯の間には隙間が出来てきます。奥歯は外側に押されて歯列から外れることもあります。
    2. 食片圧入
    食べ物が歯の間につまり、それを放置するとさらに物が詰まりやすくなります。
    そのようなことが繰り返されると歯の間の隙間が開いてくることがあります。
    3. 習癖
    舌で押す、歯の間に物を挟むなどの習癖があると隙間ができる原因にもなります。
    ごく弱い力で繰り返されると、歯の移動が起こってきます。

    い当れば相談
    上記のようなことが思い当れば、歯科医院ご相談して下さい。
    歯列全体にに変化が起こってからでは、治すのが難しくなってきます。
    早目の相談が良いでしょう。

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    2022年11月14日 月曜日

    インプラント周囲炎には注意

    インプラント周囲炎は、インプラントの周囲の組織に炎症を起こし、
    歯周病と同じよな症状を呈してきます。

    インプラント周囲炎
    オッセオインテグレーションが達成されて骨に定着して機能しているインプラントに
    細菌感染や負担過重が生じた結果、インプラントの周囲の骨の破壊を伴う炎症病変が起こります。
    症状は、インプラント周囲粘膜の発赤、腫脹、プロービング時の出血、排膿、プロービングデプスの増加、周囲組織の退縮など見られます。
    炎症が進行すると動揺も見られます。
    エックス線写真では骨吸収像が認められます。
    ポケット内の細菌叢は、歯周病と類似しています。

    予防するには
    プラークコントロールの徹底をする。
    歯ぎしりなどがある場合にはナイトガードの作成、咬合調整などをする。
    禁煙の継続と全身疾患への配慮も必要てす。
    定期健診で、早期に対策を取る。

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    2022年11月07日 月曜日

    歯みがきしっかり、歯茎下がった

    歯磨きをしっかりしていたら、歯茎が下がってきたようだ。
    これは、イイこと? ダメなこと?

    歯茎が下がった理由
    A. 歯磨きのやり方が悪い・・・ダメなこと
     歯ブラシの当て方が悪く歯茎を押し下げる方向に力が働いた。
     歯磨きの時に力が入りすぎたり、歯磨剤をつけすぎて歯茎を傷めた。
    B. 歯周病の治療を受け、歯磨きをしっかり丁寧に行った・・・イイこと
     歯茎が引き締まり、その結果として歯茎が下がった。
     炎症が無くなり歯周ポケットが減少して歯周病の進行がストップしている。

    本当は歯茎が下がって欲しくない
    本来なら歯茎が下がらないで、歯周病が良くなるのが望ましく、
    初期の歯肉炎の状態ならその可能性が高い。
    しかし、歯周病が進行するほど、歯の周囲の歯槽骨を含む歯周組織が失われ、
    見かけ上は炎症による歯茎の腫れのため、あたかも歯茎に変化がないように見える。
    従って炎症が消退してくると、組織を失った状態の姿が見えてくるのだ。
    歯周組織再生療法という、失った組織を回復する方法もあるが、適応症が限られ、
    なくなってしまった組織を盛り上げて元のようにする治療法ではありません。
    普段から丁寧な歯みがきを行い、予防に努めることが大切です。

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