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    2019年09月30日 月曜日

    歯周病は遅くならないうちに治そう

    歯周病は、はっきりとした症状が現れないうちに進行していきます、
    気が付いた時には、かなり進んで手の付けようのない状態のこともあります。
    対策
    日頃から定期健診を受ける。
    歯磨きは、毎日コツコツと丁寧に行う。
    出来れば歯科医院で指導を受けると、自己流でなく磨けるようになる。
    もし、歯周病が進んでいるなら、積極的に治療をしてもらう。
    治療方法
    ますはプラークコントロールと歯周病リスク因子を減らすことです。
    リスク因子とは、局所的にはプラークがたまるような因子を減らすことです。
    全身的には、免疫が低下するような因子を減らすことです。
    歯周病基本治療は、プラークや歯石を取り除き、原因を除去する治療です。
    それでも改善しない場合には、歯周外科、歯周再生療法などがあります。

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    2019年09月23日 月曜日

    歯肉縁下の歯石取り

    歯肉縁下とは、歯肉の内側の中に入った部分で、その部にある歯石を歯肉縁下歯石と言います。
    歯肉縁下歯石
    特徴として、見える部分にある歯石よりも硬くてなかなか取れません。
    浸出液や血液に由来するヘモグロビンを含むために色は黒っぽくなっています。
    超音波の振動を加えても動じず、パワーをあげれば歯根を傷めることになるので、
    取り除くのが困難です。
    手用スケーラー
    そこで手用スケーラーと言われるグレーシーキュレットを用いて除去します。
    ポケットの内部は直接見るのが困難で、感覚で行うと歯根の形態を変えてしまうこともあります。
    かなりの熟練技がいります。
    奥歯の根分岐部はさらに取り除くのが難しい部位です。
    根面溝など歯根の形状を把握したうえでのスケーリング操作が必要です。

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    2019年09月16日 月曜日

    重度歯周病との付き合い方

    自分がまさか、重度の歯周病になっているとは思いたくない。
    物が歯の間に詰まり、根元が出てきたのはわかるが、知らない間に歯周病が進んでいるなんて・・・
    このような方は、少なからずおられます。
    重度の歯周病と宣告されたら
    1. もう抜歯をしなくてはならない状態かを確かめます。
    抜きたくないのは分かりますが、いたずらに歯の周りの骨かを失っているのにそのままにすれば、
    アゴのベースの骨まで溶かす、隣の歯の骨まで溶かす、歯周ポケットの周りの歯周病菌を口中まき散らす等
    悪いことばかりです。もしどうしてもダメなら、覚悟を決めましょう。
    2. 歯磨きの指導を受けます。
    しっかり磨けばよいでしょ。と思われがちですが、歯茎のレベルが一定でない、歯間部を確実に磨くのは難しい等
    自己流のままだと治療の効果が上がりません。
    3. 生活習慣にも気を配りましょう。
    歯周病は、生活習慣病と言われます。初発因子は歯周病原菌でも、そこにリスク因子が加わり重症化が進みます。
    プラークがたまる局所因子、免疫力を落とす全身因子など、極力リスク因子と言われるものを取り除きます。

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    2019年09月09日 月曜日

    歯肉の腫れはプラークと関係

    歯肉が腫れていることとプラークは関係していることがあります。
    特に歯茎に近い位置での歯肉の腫れは、関連性が強いと推測されます。
    どんな時に腫れる?
    1. 歯周病
    歯磨きが不良でプラークが多いとプラーク性の歯周炎となります。
    歯茎が腫れている部分のプラーク丁寧に落とすと炎症は軽減してきます。
    2. 虫歯
    歯茎に近い部位に虫歯ができるとその部にプラークがたまり、歯茎に炎症を起こします。
    歯肉縁下と言われる、歯茎の中に隠れたところに虫歯を作った場合、
    中にプラークがたまっていることさえ気が付かない場合があるので注意が必要です。
    3. 根尖病変
    たいてい歯の付け根から離れた根元が輪の歯肉がれる場合が多いです。
    4. 歯根破折
    歯の周囲が腫れることが多く、噛むと痛いといった症状を伴います。

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    2019年09月02日 月曜日

    進行しつつある歯周病の特徴

    歯周病が重度になり始めて、噛めない、グラつく、歯茎が腫れるなど自覚して症状が出てきます。
    しかし、そのような状態になってしまうとなかなか改善するのが難しくなります。
    もし、その前に気が付いたら、対策を講じて、その歯の寿命を延ばすことも可能になります。
    進行しつつある歯周病の特徴
    1. 痛みがあっても歯周病からだとは判断できない場合がある
    知覚過敏、あるいはその他の原因だと判断してしまう。
    特に骨の硬い部分多い下アゴは、歯の周囲に炎症が生じても圧力が抜けるのが難しく、
    神経を圧迫して痛みや頭痛となります。
    2. レントゲンでは発見できないことがある
    明らかに骨が歯の周りからなくなれば、わかるのですが、
    進行期には、歯の周囲の骨が溶け、一部残っている部分もあるため、
    あたかも歯の周りの骨の吸収ぞアが明瞭でない場合があります。
    3. 炎症が軽微でも油断できない
    リスク因子である外傷性咬合、全身的には糖尿病や骨粗しょう症をはじめ様々な
    疾病は歯周病の炎症が軽微でも、骨吸収が重度に陥り易い。
    4.喫煙は症状を隠す
    タバコは、歯肉からの出血、腫れを隠すため、歯周病の発見が遅れます。
    これらの特徴に思い当たる方は、
    歯周病に力を入れている歯科医院にご相談ください。

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