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2017年12月25日 月曜日
親知らずの痛み
親知らずのトラブルは痛みだけでなく、様々な形でやってきます。
親知らずのトラブル
1. 痛み
虫歯が出来ていたいこともあれば、歯茎に炎症を起こして痛むこともあります。
2. 腫れ
歯茎が腫れて赤くなり、時には顔面がいがむほど腫れることもあります。
3. のどが痛い
特に、つばを飲み込むときに感じます。
4. 口が開かない
口を大きく開けることが困難になります。アゴの開閉の筋肉に炎症が及ぶ時によく起こります。
5. アゴの下のリンパが腫れて痛む
炎症がかなり波及していることを示します。
智歯周囲炎について
智歯とは、親知らずのことで、前から勘定して8番目の歯です。
親知らずの周りの歯茎に炎症を起こすのは、
1. 歯ブラシが奥まで届かないためにブラッシングが十分できない。
2. 親知らずの周りに歯肉が被り、そこに汚れがたまり易い。
3. 虫歯ができその穴に汚れがたまり炎症を起こすこともあります。
つまり、汚れ、特にプラークが取り除かれればトラブルが減ります。 -
2017年12月18日 月曜日
歯科健診時に見る事
歯科健診時には、虫歯がないか、歯周病が大丈夫かを見るだけではありません。
もう少し具体的に、かつその方の治療歴を基に診察します。
歯周病に関して
1. 歯周病の程度や部位的特徴に合わせ、歯周ポケットの深さや動揺度、
コンタクトの具合、歯肉の退縮度の推移を見ます。
2. 重度な歯周病の場合には、早期接触や咬合性外傷の有無、歯並びの乱れが進んでいないかも見ます。
3. プラークの付着度合いをチェックして、歯石沈着があれば除去します。
虫歯に関して
1. 治療した歯に問題ないか。
2. 根管治療した歯の病変が落ち着いているかどうか。レントゲンを使って調べる場合もあります。
3. COと言われる白濁や溝のスティッキー感部が進行していないか。
その他
顎関節の状態、歯肉粘膜の状態などもチェックします。 -
2017年12月11日 月曜日
歯磨きの時に出血
歯磨きの時に出血するのは、もしかして、歯茎に炎症がある?
普段は痛くもなく、歯茎が腫れることもないのですが、何故だか
歯を磨くときに出血する・・・その原因は
1. 歯肉炎、歯周炎の場合
歯茎に炎症があり、その部をブラシなどで刺激すると、炎症を起こしている 脆弱な歯茎から出血します。
そのような場合には、ごく弱い刺激でも沢山出血することがあります。
歯肉の内縁に炎症を起こしている場合には発見しにくい。
2. 歯磨きの仕方が悪い
ブラシを力強く動かして、歯肉に傷をつけたため出血してしまうこともあります。
ゴシゴシ力を入れればきれいになるとは限りません。
歯面に的確にブラシが当たり、書き出すことが大事です。 -
2017年12月04日 月曜日
無理な咬み合わせが歯茎を破壊
歯茎が悪くなるのは、歯周病が強く現れたためだと思われがちですが、
以外にも「咬み合わせ」が深くかかわっています。
多くの歯周病の進行速度
歯周病の進行は、歯をの支えている骨やその周囲の歯茎の破壊が進むためです。
歯周病菌による炎症は、通常進行が比較的遅く、何年もかけて徐々に進行していきます。
中には侵襲性歯周炎などの進行の速いタイプもあります。また、歯周病の急性発作時には症状が顕著に出ます。
それらを除けば日常生活には気にならない程度の症状と進行速度の場合が多いのです。
もし、咬み合わせの力が関与したら
「炎症」プラス「力」で歯周組織の強い破壊となります。
早期接触、咬合性外傷、歯軋りなどの力が加わると、歯周炎は急速に進行します。
それらの力が加わらないように要チェックする必要があります。
力の対策
歯周炎が進行すると咬み合わせが乱れ、早期接触しやすくなります。
定期健診を受ける習慣をつけ、歯軋りが心配ならナイトガードなどを作成しておくとよいでしょう。
咬み合わせの調整を受けることにより咬合性外傷の加わらないようにしてもらいましょう。
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