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2018年05月28日 月曜日
動揺歯の治療
歯が動揺するのには、様々な原因が考えられます。
原因
1. 重度の歯周病
歯周病が進行して、歯の回を支える歯周組織が失われてしまい動揺がだんだん強くなってきた。
2. 歯周病の急性発作
歯周の炎症が急に悪化したために動揺した。
3. 歯根の破折
歯根が破折して急に歯が動くようになった。
4. 修復部
かぶせてあるものが取れかけて動いている。
治療
上記の原因に対する治療が行われます。
1.重度の歯周病に対しては、歯周病の治療プラス動揺歯の固定処置をします。
連結冠でも無理な場合には、抜歯に至ることもあります。
2. 歯周病の急性発作に対しては、歯周病治療とプラークコントロール、
それと、咬合調整などをします。
3. 歯の破折は、どの部分で破折しているのか、によって対応します。
あいにく真っ二つのばあいには、抜歯となる場合もあります。
4. 修復物に原因がある場合には、再度作成をします。 -
2018年05月21日 月曜日
どうして歯茎が下がってきた?
最近、歯茎がだんだん下がってきている・・・
と感じている人も少なくないと思います。
どうして歯茎が下がるの?
原因は何でしょう。
1. 歯周病が進行している。
歯を支えている歯槽骨と言われる骨が歯周病に侵されて溶けだしてくると
歯茎も下がって歯の間にも隙間ができてきます。
2. 歯並びが悪い
特に歯が表側に出ている歯茎は、歯槽骨の頂上から外れて歯を覆う部分が少なくなるためです。
3. 無理な歯並びの矯正
これも同じ原因で、歯の周りの歯周組織の少なくなっている部分まで移動すると起こります。
4. 歯磨きのやり方が悪い
特に歯磨き圧が強く、ブラシを横に大きく動かして歯茎を摩擦しすぎると、
歯茎は耐えられず、組織が失よれてきます。
5. 元々歯茎が薄い
歯茎の厚みの薄い人は、わずかなことでも歯茎が下がってきます。 -
2018年05月14日 月曜日
残存歯数の減少したら歯周病にご用心
残存歯、すにわち、お口の中に残っているご自分歯が少なくなった場合、
歯周病のリスクが高まります。
何故、歯周病のリスクが高まるの?
1. 歯列に歯の欠損ができるとブラシが当てにくく磨き残しができやすい。
一定の方向からブラシを当てるだけだと、欠損部のある隣接面の磨き残しができやすい。
2. 咬み合わせの力が残存歯に加わると、歯が減少した分、負担過重がかかってしまう。
3. 欠損補綴のブリッジのポンティック部、インプラント周囲、義歯と天然歯の間にはプラークがたまりやすい。
如何すればいい?
1. プラークコントロールをしっかり行う。
時間をかけて丁寧に歯磨きをします。
2. 咬み合わせのチェックは残存歯に負担がかからないようにします。
歯が摩耗した場合、特に横揺れに対する負担がかかるので調整が必要です。
3. 定期健診を受けて補綴物が適切に機能しているかをチェックする。 -
2018年05月07日 月曜日
歯の間の歯茎が違和感
プラークが残り易いのは、歯の間、歯の付け根、歯の奥などです。
それと同じく歯肉に炎症が起こり易くなります。
それもそのはず、プラークは、歯周病を起こす初発因子と言われています。
歯の間
歯ブラシだけでは歯磨き残しが起きやすいため、歯周炎が起こり易い部位です。
虫歯も発生しやすい部位で、一旦虫歯のくぼみができると、プラークがよりたまれやすくなります。
清掃方法
デンタルフロス、歯間ブラシで落とすことが出来ます。
しかし、ただ歯間に入れるだけでは効果がありません。
歯の間に入れただけでは、両サイドの歯にプラークを押し付けてしまうだけです。
前方の歯の間、後方の歯の間と分けて清掃する必要があります。
正しい清掃方法、その方のあった磨き方を知るには、歯科衛生士に指導を受けることをお勧めします。
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