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    2021年08月30日 月曜日

    根元の間の炎症

    奥歯の根元の間の炎症、言い換えれば歯周病による根分岐部の病変についてお話しします。

    根分岐部病変
    複数根ある歯の根の間に歯周病が原因で炎症を起こした場合、
    その炎症はなかなか抑えにくく、再発しやすいのが特徴です。

    治療
    歯周基本治療により、プラークコントロールとスケーリングなどを行っても、
    歯の根の間は、ハブラシが届きにくく、治療器具の挿入も難しい場所です。
    根の間の骨が無くなってきた場合、そこは炎症の巣になりやすく、
    繰り返し炎症を繰り返すことも多く見受けられます。
    根の間が貫通していなければ再生療法が有効なこともあります。
    継続的に管理して、再発を防ぐことが大事です。

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    2021年08月23日 月曜日

    しみる歯、実は歯周病

    歯がしみているため、虫歯かと思っていら、
    実は歯周病のためだった。

    歯周病と歯がしみる関係
    一体、どんな関係があるのだろう。
    歯周病になると、歯の周囲の組織、つまり歯茎や支えている骨の量が少なくなっていきます。
    歯の根元が見えてきて歯が長く感じてきます。
    歯の根元の外装はセメント質で、歯の頭の部分の外装のエナメル質と比較して、柔らかです。
    厚みも薄く、そのためセメント質は失われやすいので、下層の象牙質がむき出しになりやすいのです。
    象牙質には神経に通じる象牙細管があり、痛みを伝達しやすくなります。
    そうなると、「しみる」と感じやすくなります。

    しみる原因は虫歯だけでない
    しみる原因には、虫歯、歯周病以外に歯茎そのものに炎症を起こして歯茎の損傷が原因で起こることもあります。
    また、歯に亀裂が走っていたり、いわゆる知覚過敏で痛いこともあります。
    歯科医院で原因を調べてもらい、治療を受けましょう。

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    2021年08月16日 月曜日

    歯周病で少なくなった歯を抜きたくない

    歯周病で歯を悪くして次々抜いてきたが、もう歯を失いたくない。
    残っている歯はグラついてきたが抜きたくない。
    と考えている方が、多く見えます。

    歯を残す対策
    歯周病の治療と、欠損部分の咬み合わせを修復する治療が必要になります。
    歯周病は、基本治療という原因除去療法(プラークコントロールと咬合の問題を解決する)をします。
    そのうえで、歯周ポケットなどが深く改善が見られない部分の外科的歯周病治療(歯周再生療法を含む)も考慮します。
    グラついている残存歯は、歯周病が進み歯の周囲の骨の量が減少している可能性があります。
    保存可能なら、固定処置(暫間固定、連結冠など)を考えます。
    さらに欠損部の補綴処置を行い、義歯やブリッジなどで咬み合わせを確立することです。
    残存歯には部分的な負担過重がかからないようにします。

    自分でできること
    歯磨きを丁寧に続けること。できれば歯科衛生士などの指導を受け、磨き方をマスターする。
    信頼して通うことのできる歯科医院でしっかりした治療を受ける。
    歯周病は全身疾病の影響もうけるので、免疫力が落ちたり、骨密度が低下するような疾病は要注意です。
    持病の治療をしっかり受けてください。

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    2021年08月09日 月曜日

    歯周病で歯が少なくなった

    歯周病で歯を失い、歯の数がだんだん減ってしまった。
    もう失いたくはないが、グラついている、噛めない歯があり何とかしたい。

    歯周病の進行
    歯周病が進行すると、歯を支えている歯周組織の量が減り、歯を支えている骨も量が減るため、グラつきを感じるようになります。
    歯が失われると残っている歯に噛み合わせの負担がかかり、さらに歯周病が進行します。
    咬合性外傷と言われ、負担過重がかかることで歯を支える歯槽骨がどんどん減少してしまいます。

    治療方針
    まず最初に、歯周基本処置がしっかり行われることが大事です。
    歯周病の初発原因であるプラークの徹底的除去、咬合の管理を行います。
    残っている歯が少なくなれば、義歯による噛み合わせの再構築をします。
    さらに連結冠などによる永久固定も考慮に入れます。

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    2021年08月02日 月曜日

    歯周病と糖尿病は密接に関係している

    歯周病と糖尿病は互いに影響し合い、関係が深いと言われています。

    歯周病は糖尿病の第6番目の合併症です
    糖尿病性網膜症、腎症、神経障害、大血管障害(動脈硬化)、足病変(壊疽)、歯周病と続きます。
    糖尿病により、口の乾燥、 易感染性(白血球の働きが低下)、 創傷治癒の遅延、 歯周組織の血行不良などにより歯周病が悪化する。
    また、歯周病による慢性炎症により、インスリンの効果を弱め、糖尿病が悪化する。

    両者の治療が大切
    歯周病が重症化すると血糖のコントロールが悪くなり、歯周病を治療すると血糖のコントロールが良くなることが分かってきました。
    広島県歯科医師会 によると、「重度歯周病を有する糖尿病患者は、歯科において抗菌剤を用いた歯周治療を行うことで、血糖値が有意に減少(HbA1c で 0.39 ポイント減少)することが明らかになった。」と報告しています。
    従って、重度の歯周病を併発した糖尿病の方は、糖尿病そのものの管理の一環として歯周病を治療するとともに再発予防に努めることが大事です。

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