-
2021年10月25日 月曜日
生活習慣と歯周病
歯周病と生活習慣には深い関係があります。
生活習慣で悪影響を与えるもの
1. 睡眠不足
歯周病の初発原因はプラーク中の歯周病原菌です。睡眠不足により免疫の働きが落ちれば、歯周病原菌の活動が活発になり炎症を起こしやすくなります。
2. ストレス
これも免疫力を落とす原因と似ります。
3. 食生活
粘着性で柔らか食べ物を好む、不規則な食事、偏食などは、プラーク付着を助長して、結果として歯周病原菌を増やすことになります。
4. その他
喫煙は歯周病を悪化する因子となります。歯周病を予防するには
規則正しい生活をして、肉体的にも精神的にも健康な状態を保つことが大事です。
そして歯周病原菌の活躍する隙を与えないようにしましょう。 -
2021年10月18日 月曜日
ポケット深くには歯ブラシが届かない
歯磨きさえしっかりしていれば、歯周病が良くなると思っている方が多くいます。
実は、歯肉や治療後の状態により効果の現れ方に違いがあります。歯磨きの効果の現れ方
確かに、歯肉炎などの歯肉に限局した初期の歯周病やポケットが改善された歯周病などは
歯磨きの効果が高く表れると言えます。
しかし、歯周ポケットが4mm以上に及ぶ深さがあると、歯ブラシが到達しません。
丁寧に磨いたようでも、ポケット下部に到達しなければプラークの付着するバイオフィルムが残存してしまいます。
放置された歯周病、治療してある程度ポケットが改善されても、なお4mm以上のポケットが残っているような場合には、
歯ブラシで取り残しが出来てしまい、歯周病が進行していく可能性があります。対策
毎日の歯みがきは歯周病予防の観点からも大事です。
さらに、歯科医院での定期健診や歯石・プラークの除去処置は、歯周病予防、歯周病を進行させないという点で
これも大事なことです。 -
2021年10月11日 月曜日
前歯の間の隙間が大きくなった
前歯の間に隙間ができ、それが最近大きくなってきたような気がする。
若干歯が飛び出してきたような感じがする。ひょっとして、これって歯周病?
歯周病になると歯を支えていた歯周組織が減少して、咬み合わせの力、口唇や舌の力などにより、病的な歯の移動が起きます。
上の前歯は下の前歯に突き上げられ、外側に移動が起こり、出っ歯気味になり、歯の隙間が大きくなります。
隣の歯よりも浮き上がり、歯の長さが長くなり、歯根部もより鮮明に見えてきます。
動揺も出てきて、噛みにくくなります。対策
ひどくならないうちに、歯周病治療を受けましょう。
症状が進み、より重症化すると、治療が複雑化するだけでなく、歯を失うリスクが増してきます。
普段から歯科医院で定期健診を受け、予防に心掛けることが良いでしょう。 -
2021年10月04日 月曜日
隣の歯よりも出てきた
前歯の歯の並ぶ位置が隣の歯と比較して飛び出てきたような気がする。
歯の間にも隙間ができた。これって歯周病かも
歯が動揺して飛び出てきたら、歯周病が進行している可能性があります。
歯周ポケットが深く、歯肉の色も悪い。
飛び出てくる理由は、歯を支えている周囲の骨が溶けて、病的移動してきたことが考えられます。
歯周ポケット内部の炎症の繰り返しは、外の歯肉にさほど異常が感じられない場合もあります。
歯周ポケットが次第に深くなり、線維性の付着の断裂と、骨の吸収が進み、動揺が増してきます。
慌てて、歯科医院に駆け込んで、何とかならないかと思うのです。転ばぬ先の杖
普段から歯科医院で定期健診を受けることが大切です。
何かきっかけがないと歯科医院へ足が運び辛いかもしれません。
しかし、何も異常が感じられなければ、簡単な健診だけで済むかもしれません。
早期発見早期対処が、病気を簡単に治すことにつながります。
perio Blogブログ新着情報
カテゴリ一覧
最近のブログ記事
月別アーカイブ
-
2024年 (26)
-
2023年 (52)
-
2022年 (52)
-
2021年 (52)
-
2020年 (52)
-
2019年 (52)
-
2018年 (53)
-
2017年 (51)
-
2016年 (52)
-
2015年 (50)
-
2014年 (52)
-
2013年 (52)
-
2012年 (57)
-
2011年 (49)