2020年12月29日 火曜日
以前かぶせた歯がしみる
以前かぶせた歯が、最近しみるようになった。
そういえば神経が抜いてない。
症状の分析
冷たい空気に触れるだけでしみがひどく、耐えられなくなっている。
よく見るとかぶせた歯の付け根の根元がみえている。
ひょっとしたら歯ぐきがやせてきたのかもしれない。
診断
レントゲンでは、歯周の骨の量が減少、冠直下には齲蝕像(虫歯)が見られる。
冷水痛が強く、打診はない。
歯周病により冠の下方の歯根が露出して、その部に歯髄(しんけい)に至る齲蝕ができた。
抜髄処置(神経を取り除く)が必要と考えられる。
考察
歯周病は気が付かないうちに進行しています。
いくらかぶせてあっても、冠の下の根元は弱く、虫歯になるリスクが高くなります。
定期的に健診を受けましょう。