2021年05月10日 月曜日
歯周病では骨粗鬆症に注意
歯周病と全身疾病の関係は、糖尿病が有名ですが、骨粗鬆症も最近話題になります。
骨粗鬆症との関係
歯周病によるわずかな炎症でも、骨粗鬆症が加わると強い骨吸収をきたすことが報告されています。
また、骨粗鬆症の治療薬であるビスホスホネート系製剤は、歯周病が重度で抜歯を余儀なくされた場合、
外科手術による骨壊死の可能性があります。抜歯後に骨を覆う歯肉ができず、痛みが続くものです。
対策
骨粗鬆症になった場合、特に歯周病管理が大切になります。
歯周病が悪化しないためにもプラークコントロールと、継続的な歯周病管理をしていくことが大切です。