歯並びが良いと歯磨きがしやすく、歯周病になりにくいと考えられます。
しかし、そのような人の陥りがちな、歯周病に対する注意点をお話しします。

歯並びが良くても歯周病に注意
1. プラークコントロールが大事
歯周病の初発原因であるプラーク中の歯周病原菌は、歯磨きをしないと増えてきます。
歯磨きがしやすいからと言って、磨く時間が短かかったり、歯ブラシを当てない部位があると、プラークコントロールが不良となります。
2. 咬む力に注意
歯並びが良いとしっかり咬むことが出来る半面、食いしばりや歯ぎしりが見逃されがちになります。
歯周にとっては、ごく弱い歯肉の炎症+強い力は、骨が強く溶けてしまう要素になります。
また歯の摩耗による過大な横方向に力も、歯周の弱点となり、歯周病が進む原因になります。
3. 全身の健康にも配慮する
全身の免疫力が減少すると歯周病のリスクが高まります。
健康に留意して、持病や睡眠不足、食事のとり方にも配慮しましょう。
タバコも歯周病にはNGです。

歯並びが良くても、基本的な歯周病予防の対策はしっかり行いましょう。