歯周炎は重度になると動揺が強くなり、歯を失うリスクも高まります。

重度歯周炎治療の進め方
どの様な経過をたどり現在に至ったか、現在の歯周炎の程度と、進行状態、残存歯数などを調べます。
そのうえで、治療方法の検討をします。
歯周基本治療から始め、歯を出来るだけ残す方法を探ります。
どのような程度の歯周炎でも、プラークコントロールは大切です。
歯周炎悪化因子(プラークが付着しやすくなる要素や全身の免疫を低下させる因子)を可能な限り取り除きます。
炎症を抑え、全体で咬み合わせの負担ができるような治療が求められます。

オプション治療
重度の歯周炎では次のような治療も必要なことがあります。
1. 動揺歯の固定処置
2. 歯周外科やそれに伴って行う歯周再生治療
3. 矯正治療やインプラントなどを含めた全顎の咬合再構築