歯がグラついて動揺しているが、それが軽くなることはあるのでしょうか。

グラつきの原因による
グラつきの原因には、歯周病、歯根破折、咬合による影響など様々です。
矯正治療をして歯の移動を行うと一次的に動揺することもあります。
歯周病などの炎症による動揺は、炎症が収まると、動揺も軽くなります。
しかし、歯根が破折している場合には、痛みを伴って動揺はより大きくなっていくことも考えられます。
咬合が関与するような場合、すなわち早期接触や咬合干渉などは、咬合調整などの治療を必要とします。
矯正治療などは、プラークコントロールが十分な場合には、歯の移動に伴い吸収した骨は時間の経過とともに修復再生されます。
しかし、プラークコントロールが不十分だったり、歯周病があると骨の添窩が十分行われず、いつまでも動揺が続くこともあります。

動揺の種類を判断する
動揺の種類を判断してもらい、治療に結び付けるため、歯科医院で丁寧に見てもらいましょう。
放置すると悪化して歯を失うことにもなるので、早目のご相談が必要です。