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    2024年05月14日 火曜日

    歯周病と咬合

    歯周病と咬合は関係あるのでしょうか。

    咬合とは
    咬合とは上下の歯が接触して咬み合わせることです。
    今回の題目では、主に噛むときの力が影響してきます。

    歯周病との関係
    食いしばりが歯ぎしりなどの強い力で噛み合わせると、正常な歯周組織でも許容範囲を超えるため、破壊するような外力となります。
    このことを一次性咬合性外傷と言います。
    歯周病で弱っている歯周組織の場合、通常の噛み合わせの力でも影響を受けてしまいます。
    この場合は、二次性咬合性外傷と言います。
    早期接触、側方力、習癖、残存歯の減少などで起こってきます。

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    2024年05月06日 月曜日

    1本の歯で歯周ポケットの深さは違うの?

    同じ1本の歯でも歯周ポケットの深さは、測る位置によって違います。
    測定部位でポケットが3mmを超えていたり、プロービングの後に出血が認められれば、その部は病的と考えられます。

    6点法
    歯周ポケットの測定は、歯肉頂からポケット低までの深さをプローブというメモリの付いた計測器で行います。
    20~30g程度の弱い圧力で歯肉を傷つけないように、ウォーキングストローク(歩くように順次横へずらしていく)で測定します。
    1歯に付き、近心頬側(歯の表側前側)、頬側中央(表側中央部)、遠心頬側(表側の後側)、近心舌側(裏側前側)、舌側中央(裏側中央部)、遠心舌側(裏側奥側)の6点を計測します。

    その他の検査と合わせて総合的に考察
    レントゲン検査、プラークや歯石の沈着状態、歯の動揺度、歯根露出度、咬み合わせなど、総合的に考察して歯周病の判定をします。
    1本の歯でも早期接触や咬頭干渉などの影響を受けると、垂直的な骨吸収を起こしていることがあり、ポケットも特異的な測定結果を示します。
    歯根破折しているような場合にも破折している部のポケットが深く測定されます。

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    2024年04月22日 月曜日

    歯周病で露出した根元を守ろう

    歯周病が進行して、歯根が露出してきました。何か注意することはありますか。

    歯根露出し始めた時
    まず行わなければいけないのは、
    1. プラークコントロール徹底
    歯磨きを徹底して行い、露出した歯根を守ることです。
    2. 歯周病基本治療
    基本治療を行い、歯周病の進行を食い止めていくことが大切です。

    現れてくる症状
    1. 知覚過敏
    根元の外層はセメント質という層で、薄くて削れやすくなっています。その次の層は象牙質で、象牙細管という管を介して神経まで容易に刺激が伝わりやすくなるため、知覚過敏を起こしやすくなります。
    2. むし歯
    歯の頭の部分はエナメル質という硬くて丈夫な層で、むし歯菌の作る酸にもある程度耐えうることが出来ますが、根元は少し酸性に傾くと容易に歯質が溶けてしまいます。
    3. 歯の動揺
    歯の周りの組織が失われてくると、目に見えている歯肉だけではなく、その内部で歯を支えている歯槽骨の量も減少してきます。歯の動揺、硬いものが食べにくくなるといった症状が出てきます。

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    2024年04月15日 月曜日

    歯茎の色だけで判断できない

    歯茎の色だけを見て、正常なのか或いは歯周病なのかを判断することはできません。

    どのようなことで判定をするのか
    歯周病の検査は、レントゲン、歯周ポケットの深さや出血BOP、動揺度、アタッチメントレベル、歯肉縁下歯石の付着状態、口腔内写真など多岐にわたります。
    必要に応じて歯周細菌検査なども行います。

    歯茎の色
    通常、歯茎に炎症あれば、急性期には赤く腫れていたり、慢性期なら深い赤褐色をしています。
    しかし、炎症の休止期には色の変化が目立たないこともあります。
    そのような時、ポケットが意外に深く測定されることもあります。
    各種検査を行い、総合的に治療方針を決定していくことが大切です。

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    2024年04月08日 月曜日

    歯茎が痩せるとどうなる?

    歯茎が痩せてしまうとどんなことが起こるのだろうか。

    歯茎やせの変化
    1. 歯が長くなる
    歯根部まで露出してくるために、歯の長さが長く見えます。
    2. 歯の間の隙間が目立つ
    歯茎が無くなった分、歯の間に隙間ができます。
    3. 物が詰まりやすくなる
    歯の間に食べ物が詰まりやすくなります
    4. 知覚過敏になりやすい
    歯根部は弱く削れやすいため、歯の神経まで刺激が伝わりやすくなります。
    5. 動揺してくる
    歯を支えている歯槽骨の量も減少してくるため、歯が動揺してきます。
    結果、硬いものが食べにくくなる、歯が浮いた感じになるなどの変化が起こってきます。

    早目の受診
    早めに歯科医院に受診して、歯周病治療を受けましょう。

    定期的に受診することも大切です。

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