2011年08月13日 土曜日
歯周病予防の方法
歯周病を予防するためには、歯周病の原因であるプラーク(歯垢)を除去することが大切です。プラークを取り除くことや、つきにくくすることをプラークコントロールといいます。その方法は、ご家庭で毎日行うブラッシング(セルフケア)と歯科医院で行う専門的なケア(プロフェッショナルケア)があります。さらに、歯周病のリスクファクター(噛み合わせの悪さ、歯ぎしり、不適合冠、虫歯など)である危険因子をなくす治療も大切です。また、全身の免疫力が低下すると歯周病菌が活躍するので、体調管理、病気の予防、生活習慣などにも配慮しましょう。
1. セルフケア
自分のお口に適したブラシを使い、早めのブラシの交換で毎日、効率的に歯磨きをしましょう。
磨く順序を決め、磨き残しをなくしましょう。
鏡を見ながらブラシが的確に当たるのを確認しましょう。
デンタルフロス、歯間ブラシなども併用すると良いでしょう。
2. プロフェッショナルケア
歯周病は、自覚症状がなく「静かな疾病」と言われています。
定期的な健診で歯周検査をしてもらいましょう。
また、メインテナンス時のスケーリング、PMTCで、
歯周病予防をしましょう。
セルフケアと、プロフェッショナルケアの2つが車の両輪となり、予防が上手くいくのです。