2013年10月07日 月曜日
外傷性咬合となる因子
外傷性咬合は、咬合性外傷を起こすような咬合状態の事です。
歯周炎を進行・増悪させる修飾因子になります。
歯の動揺は増加して、側方力が加わると生じやすくなります。
外傷性咬合となる因子
1. 一次性外傷を引き起こす因子
早期接触(中心咬合位、側方位、前方位)
ブラキシズム(歯ぎしり)(グライディング、クレンチング、タッピング)
側方圧(矯正力も含む)
食片圧入(歯周組織の炎症を合併する)
舌、口唇の悪習癖
2. 二次性咬合性外傷を引き起こす因子(口腔内)
歯周組織の支持量の低下
残存歯の著しい現症や孤立歯
歯冠長と歯根長の比率の悪化
咬合面の平坦広大化
3. 全身性の因子(口腔外)
精神的緊張
肉体的緊張 これらはブラキシズムの原因になる
整形外科の懸垂療法