ディスタルウェッジ手術は、最後臼歯の遠心面のポケット除去を目的としたフラップ手術です。
最後臼歯遠心のポケットを除去するには、歯肉切除術により、取り除きます。
ディスタルウェッジ手術の術式
1. 歯肉弁を切開、剥離する。
2. 内部のポケットを形成する上皮と結合組織を除去する。
3. 幅はポケットの深さで、その2倍の長さの三角形上に、しかも内部に行くに従って広めに歯肉を切除します。
4. 再び歯肉を縫合する。
切開には#12、キドニーシェイプナイフなどを用います。
切除方法は、長方形に切除する方法もあります。
縫合は、最後臼歯部に懸垂縫合したり、最後臼歯部寄りに刺入点を求めることにより、緊密に縫合をします。