歯磨きをしっかりしているにもかかわらず、歯周病になってしまう人。
あまり口の中を気にしなくても、歯周病になってい人。
どのような違いがあるのでしょう?
歯周病は、プラーク(歯垢)の歯周病菌が初発原因となるので、
歯磨きが十分でなくプラークが残っている人は、歯周病にかかりやすくなります。

しかし、歯周病菌に抵抗する体の力が強い人は、ある程度持ちこたえることが出来るかも知れません。
一方、体の抵抗力が弱ければ、簡単に歯周病になってしまうこともあります。
局所的には、歯茎の血管からの免疫細胞、白血球供給量が歯周病菌への抵抗力となります。
体の抵抗力の弱い人とは、
1. 歯周病において、体が弱い人とは、糖尿病、骨粗しょう症などになっている方です。
糖尿病になると、全身の血管がもろくなっています。歯茎も例外ではなく、弱くて抵抗がないのです。
骨粗鬆症は、歯の周りの歯槽骨も疎になり弱くなっています。
2. 睡眠不足、ストレスなども抵抗力を弱めている原因です。
3. 局所的には、歯周病菌に抵抗する免疫力を供給できない人、
例えばタバコのニコチンは血管を収縮するので血液からの免疫細胞、白血球などの応援を呼ぶことが出来なくなります。
4. 歯並びが悪い人。
歯磨きが十分できないことと、食事でものの流れが悪いので歯肉の新陳代謝が悪い。
5.歯の周りの 歯肉や骨が薄い人。
同じプラークの付着条件でも、歯周組織の破壊が進みやすくなります。