歯周外科では、歯周組織に使う道具ばかりではなく、歯の形態修整や
器具を挿入しやすくするリトラクターなどの器具も使います。
1. ペリオプローブ
15mmで1mm刻みのプローブが使いやすい。ファーケーション プローブ 等も使います。
手術を始める時にボーンサウンディングに使いますが、歯肉の幅や長さを測るのにも使います。
2. ミラー
顕微鏡を用いる時、表面反射ミラーを使います。
口蓋などを観測したり縫合する際には、大きいサイズのミラーがあると便利です。
3. ピンセット
ティッシュプライヤー、アドソンプライヤー有鈎・無鈎、縫合用リングピンセット、マイクロ用ツィーザー、
ベッキープライヤー(不良肉芽の除去)など用途に合わせて用意します。
4. メス
#12B、#15、#15Cを良く使います。マイクロ用#390があると便利です。眼科用のものを用いることもあります。
歯肉のカーブに合った物、シャープに切開できるものを選びます。減張切開にも用います。
5. ペリオナイフ
スピアシェイプナイフ、キドニーナイフ、オーバンナイフなどメスだけで処理できない部分に使います。
6. 骨膜剥離子
ハーシュフェルトLH20、24G、モルト9、プリチャードなど歯肉弁を傷つけないように形成します。
7. ハサミ
刻みの付いたものやカストロタイプの歯肉ハサミ 、アイリスなどの糸切バサミ
8. リトラクター
チークリトラクター、ミネソタ リトラクター、L字鉤など
9. 持針器
カストロビェーホ ニードルホルダー 、マチュー、ライダー、へガール等の型があります。
10. キュレット
グレーシーキュレット、コロンビア、ユニヴァーサル型スケーラーなど種類を揃えます。 
超音波スケーラーは歯石の除去や不良肉芽の除去に使います。
11. バー
骨形成バー、デコルチケーション用バー、歯牙形態修正バー、不良肉芽除去バー
12. その他
チゼル、骨ヤスリ、ロンジャー