2015年06月22日 月曜日
根分割矯正治療法 名古屋市 コンドウ歯科
根分岐部に病変の治療に当たり、両方のこ歯根を保存したいと思って分割しても、
両根の間が狭いと、自分自身のセルフブラッシングが十分できないために
うまくいかない場合があります。
歯根分割の目的
歯根分割保存術の目的は、分割することにより両方の歯根の間を
自分自身で十分に清掃できるようにする事であります。
多くの大臼歯、特に第二大臼歯は歯根が互いに近接していて、
分割しただけでは空隙が狭く、歯間ブラシを挿入しにくいことが多く見受けられます。
歯根分割後に支台歯形成を行った時点では両根間に
スペースが十分存在するように見えても、クラウンを装着すると
メタルの厚みによりかなり狭くなってしまいます。
歯根分割矯正法
そこで、近心または遠心側に歯根を移動するスペースがある場合は、
歯根を矯正移動してスペースを作る方法をとります。