2017年01月23日 月曜日
歯肉炎に罹っているかの見分け方は
歯肉炎は歯周病の炎症が歯肉に限局している状態です。
症状が進むと歯周炎になります。
見分け方
1. 歯肉から歯磨きなどの時に出血してくるか
通常のブラシの当て方で歯茎から出血すれば歯肉炎の疑いがあります。
しかし力を入れて歯肉に傷が付けば正常でも出血することがあります。
もし、歯茎からの出血を自覚しない場合でも、当然ながらブラシの当たり方が悪く
炎症を起こしている部分に当たらなければ出血しないこともあります。
また、タバコを吸う方は、ニコチンで血管が収縮しているために出血がほとんどないこともあります。
2. 歯肉が赤い
歯と歯の間の三角形の歯肉(歯肉乳頭)部、或は歯の周辺の歯肉(辺縁歯肉)が
赤くなっています。そのような部位を触ると容易に出血する事多いのです。
3. 歯肉の腫れ
歯肉の赤い部分に腫れが見られることがあります。
歯肉炎が進行してきているので注意しましょう。
如何すれば良いのか
炎症を起こしている部位は、プラークがたまっていることが多いのでブラッシングを丁寧にする必要があります。
そうすれば歯肉の炎症が収まり元に戻ってきます。
歯科医院の検診、歯科衛生士によるブラッシング指導を受ければ、改善が望めます。