2017年05月01日 月曜日
タバコと歯茎
タバコは体によくないことは周知の事実ですが、歯茎に対しては如何でしょうか。
肺がんのリスクが高くなり、脳梗塞や心筋梗塞の既往があれば、
血液の流れが滞るために真剣に禁煙を試みている方も多いと思います。
歯茎に対しては如何でしょう?
1. メラニン色素の沈着
歯茎の黒ずみの原因です。生理的なものを超えて黒くなります。
2. 歯茎の質が変わる
血液の流れが悪くなり、線維質の歯茎になります。血液が通わず出血しにくいのですが、
細菌を抑え込む血管からの免疫の応援も少なくなります。
そのため、歯周病菌に対する抵抗力がなく炎症が起きているのですが、
歯茎からの出血が少ないため歯周病の進行に気が付かない場合もあります。
3. タールが歯に溜まりプラークが付きやすい。
歯茎に炎症を起こしやすくなります。