2017年09月04日 月曜日
歯周ポケットへの対処
歯周保ケットは、歯と歯茎の間にある溝のことで、病的に深くなっている隙間のことです。
通常部位によっても、その溝の正常値が違いますが、1mm~3mm程度です。
深くなるとどのような問題があるか?
歯周ポケットは、4mm以上になるとブラシなどの清掃具が届かなくなります。
つまり、歯磨きを頑張っても歯茎が改善しなくなります。
無理に磨こうとすると歯茎をかえって傷め、歯茎の退縮にもつながります。
また、深ければ空も少なくなり、嫌気性菌と言われる悪玉菌が増えやすくなります。
ポケットの改善方法
歯周病基本治療は、プラークなどの歯周病の原因を取り除くことです。
スケーリングにより歯石を取り除けば、プラークも付着しにくくなります。
また、不適合修復物の除去、早期接触などの咬合調整などにより歯周の過全を行います。
再評価の後、重度で歯周外科処置や歯周再生療法によりさらにポケットを取り除く事が必要な場合位もあります。