2017年12月04日 月曜日
無理な咬み合わせが歯茎を破壊
歯茎が悪くなるのは、歯周病が強く現れたためだと思われがちですが、
以外にも「咬み合わせ」が深くかかわっています。
多くの歯周病の進行速度
歯周病の進行は、歯をの支えている骨やその周囲の歯茎の破壊が進むためです。
歯周病菌による炎症は、通常進行が比較的遅く、何年もかけて徐々に進行していきます。
中には侵襲性歯周炎などの進行の速いタイプもあります。また、歯周病の急性発作時には症状が顕著に出ます。
それらを除けば日常生活には気にならない程度の症状と進行速度の場合が多いのです。
もし、咬み合わせの力が関与したら
「炎症」プラス「力」で歯周組織の強い破壊となります。
早期接触、咬合性外傷、歯軋りなどの力が加わると、歯周炎は急速に進行します。
それらの力が加わらないように要チェックする必要があります。
力の対策
歯周炎が進行すると咬み合わせが乱れ、早期接触しやすくなります。
定期健診を受ける習慣をつけ、歯軋りが心配ならナイトガードなどを作成しておくとよいでしょう。
咬み合わせの調整を受けることにより咬合性外傷の加わらないようにしてもらいましょう。