2018年02月05日 月曜日
咬合の力
普段何気なく食事をしてますが、その咬み合わせの力が食事以外で加わったら
不都合なことが起こり易くなります。
例えば、歯軋りなどは歯をすり減らし、他人に不快感保与えます。
そのような必要な時以外に加わる咬合の力を「パラファンクション」と言います。
パラファンクションには、どのようなものがあるか?
歯ぎしり、食いしばり、カチカチ歯を合わせるタッピングなどが代表例です。
歯をすり減らすばかりか、歯の破折なども起こすことがあります。
もし、歯周病の炎症が加われば、
歯周組織に甚大な破壊をもたらし、放置すれば、動揺が出て抜歯に至るケールもあります。
炎症+力により歯周組織の量が減り、歯の移動(歯並びが悪くなる)を伴うこともあります。
治療法は、
歯の接触癖と言われる「TCH」は、昼間は、ご自身で注意と手止めます。
しかし、夜間はナイトガードなどで対応します。
咬合調整で早期接触を調整して、歯のすり減りで平らな咬耗面は、
横の力がより加わるので負担のかからない形態に修正します。