2018年08月27日 月曜日
歯の付け根が虫歯
歯の付け根に虫歯ができることがあります。
むしろ、虫歯の好発部位といってもよいでしょう。
虫歯は、歯の溝、歯の間、歯の付け根などのプラークがたまり易い場所によく起こります。
歯周病で歯の付け根が露出すれば、よりリスクが高まります。
歯の付け根に虫歯のできやすい理由
1. エナメル質とセメント質の境界である。
硬いエナメル質と、歯根を覆うセメント質の境界の弱い部分を含んでいます。
2. プラークがたまり易い。
プラーク中のPHは食後に酸性に傾きやすく、歯が脱灰しやすい。
3. 強い咬み合わせの影響を受けやすい。
歯軋りや食いしばりなどの強い咬み合わせの力で、歯の付け根に応力がかかり易く、楔状の歯の欠けができます。
そこにはプラークがたまり易いと同時に、前述のごとく脱灰しやすいのです。
4. 歯ブラシで磨き残しのできやすい部位である。
如何すればよいか?
気をつけて歯磨きをしましょう。
定期健診を受けて、問題があれば早めの対処が必要です。