2019年03月25日 月曜日
下の前歯の裏がざらつく
下の前歯の裏側は、歯石が付きやすい部位です。
その理由
唾液線の開口部が舌の下側にあるため、歯石の作られる成分で満たされています。
そのため、歯肉縁上歯石という歯石が、歯冠部の裏側に付着しやすくなります。
舌で触るとざらざらしています。
さらにざらつく理由
歯周病が進むと歯茎が出てきます。
歯の表側だけでなく、裏側の歯茎も痩せます。
すると歯根部の移行部が口腔内に露出する状態になります。
歯を覆う丈夫なエナメル質から、歯根を覆うセメント質への移行部でもあります。
従って歯の付け根は、弱い部分とも言えますので、ざらつきが出やすくなります。
どうすれば
歯石を歯科医院で取ってもらい、研磨をしてツルツルにしてもらいましょう。
さらにブラッシングがうまく出来ているのかをチェックしてもらうと良いでしょう。