2013年01月21日 月曜日
歯周プローブ
歯周プローブとは、歯周病の検査の時に使用する道具で、歯肉溝あるいは歯周ポケットの深さを測定します。同時に出血の有無も判定します。歯周病の進行度を知る大切な手掛かりになります。
歯周ポケットの測定方法
1. ポケットにプローブを一定の圧力(25~30g)で挿入し、歯肉辺縁からポケット底までの深さを測定します。
2. ポケット底部の位置は、平坦とは限らないのでウォーキングさせて深い部分の深さを測ります。
3. 4点法(頬側近心、中央、遠心 と 舌側中央部)で行います。
プローブの種類
1. 断面が円いタイプのもの Williamsのプローブなど
2. WHOのプローブ 疫学調査用に作られたCPI用の先端が小さな球状のプローブ
3. 根分岐部用のプローブ Nabers P1N、P2Nなどで水平方向の深さも測定する。
4. 扁平、卵円形のプローブもあります。
目盛りの刻みは1mm刻みのもの、数mmごとに刻みのあるもの、判別しやすいようにカラーで色分けしてあるものなどがあります。