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2013年06月03日 月曜日
歯茎の炎症がなかなか治らない
丁寧に歯を磨いていても、歯茎の色が悪くハリがない、なんだか違和感がある。といった経験はありませんか?
歯周検査をしてもそれほど数値は悪くない。しかし、何らかのプラーク(歯垢)がたまる原因があります。
マイクロスコープで観察すると、このようなケースがあります。
歯茎の炎症がなかなか治らない原因
1. 歯の付け根の詰め物があっていない。
特に、歯肉の下側まで詰めてある場合、 根面との間の段差ができていたり、すき間がみられる。詰めてある存在に気づいていない場合もあります。
2. 歯の付け根にプラーク(歯垢)が残っている。
磨けていると思っていても、染め出してみると汚れているのが歯の付け根です。歯並びが悪い部分は要注意です。
3. かぶせ物の下側に虫歯がみられる。
かぶせてあれば悪くならないと思っていませんか?根元との間のすき間から虫歯が発見される場合があります。
4. 磨けていても、かぶせ物が歯肉深くまである。
難しい言葉で「生物学的幅径」というものがあります。歯の付け根の歯肉の溝から歯槽骨までは、一定の距離の関係があります。これを乱すほど深い人工物があると平衡関係が保てないため、炎症を起こしてしまいます。
5. 歯根に亀裂又は破折がみられる。
亀裂部にプラークがたまり、炎症を起こします。
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