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2014年07月22日 火曜日
インプラント周囲炎について 名古屋 コンドウ歯科
インプラント周囲炎は、インプラントの周りにできる歯周病に似た炎症の事です。
しかし、発生機序や治療法に関してまだ不明な点が多いのです。
症状の進み方
インプラント周囲炎は、初期は歯肉に限定したインプラント歯肉炎です。
この時点で、治療をしっかりして清掃していれば、治ってきます。
しかし、周囲の骨を溶かし始めたら歯周病よりも進行が速く、注意が必要です。
インプラント周囲の歯周組織の破壊が進み、やがてグラグラになり抜け落ちることもあります。
原因
インプラントの形状、表面性状、外科手技、荷重のかけ方、咬合などが関与します。
清掃不良によるプラークの付着は、進行を早めます。
生活習慣、特に喫煙が大きく関与すると言われています。
治療法
原因とステージにより治療方法が変わります。
初期はスケーリングとブラッシングをしっかりします。
骨吸収が認められ、フィクスチャー部が露出してきたら外科的な処置が必要になります。
フラップオペと同様に歯肉の中の汚染部を徹底的に除去していきます。
さらに進んでいるようならインプラントを撤去します。
予防方法
ブラッシングの徹底と定期健診を受ける。
禁煙をする。
体の免疫力を落とすような病気や生活習慣に気を付ける。
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