歯周病を診断するにあたって、主訴、全身疾患の有無、食習慣、
服薬情報を参考にしながら、口腔全体を診査して行きます。
診査項目
1. 歯の動揺度
2. 歯肉の炎症の程度と広がり
3. プラーク、歯石の付着状態
4. 歯肉退縮量と付着歯肉の幅
5. 歯周ポケットの深さ
6. ポケット測定後の出血の有無
7. 根分岐部病変
8. コンタクトポイントの緩みがないか
9. 歯列全体の咬合関係や外傷性咬合の有無
10. 歯肉・歯槽骨の厚さ
などの項目をレントゲン、ポケット探針、測定ゲージ等を用いて
一か所ずつ詳細に調べて診断します。
歯周病原細菌の種類や数なども併せて調べることもあります。